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宇宙博 冗談みたいなお土産たち ハイウチュウ・イトカワかりんとう
「大気圏再突入カレー」「イトカワかりんとう」「ハイウチュウ(宇宙)」・・・。千葉・幕張メッセで開かれている「宇宙博2014」では、冗談みたいなお土産が、本当に売っています。
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「大気圏再突入カレー」「イトカワかりんとう」「ハイウチュウ(宇宙)」・・・。千葉・幕張メッセで開かれている「宇宙博2014」では、冗談みたいなお土産が、本当に売っています。
「大気圏再突入カレー」「イトカワかりんとう」「ハイウチュウ(宇宙)」・・・。千葉・幕張メッセで開かれている「宇宙博2014」では、冗談みたいなお土産が、本当に売っています。
ハイ宇宙のパッケージはこんな感じ。今から食べてみます。彗星グレープ、彗星ストロベリー味があります。 pic.twitter.com/6JkLsRWyqm
— NAOHIRO MATSUYAMA (@naotakeno_09) 2014, 8月 6
販売している森永製菓によると、グレープとストロベリーはそれぞれ「ハイチュウ」の一番目と二番目に人気のある味。口の中で味が素早く広がる感覚と彗星のスピード感をあわせて「彗星グレープ」「彗星ストロベリー」と名付けた。2つの味がそれぞれ14粒入って432円。7月19日の開幕から3日間で想定の3倍が売れたという。
ハイチュウは、森永製菓が2013年12月、宇宙航空研究開発機構(JAXA)に申請した宇宙日本食のうちの一つ。宇宙空間でもガムのようにゴミが出ないことを売りに、宇宙飛行士に食べてもらうことを願っている。
宇宙博で見つけた「大気圏再突入カレー」。メチャ辛いんだろうか!?
宇宙博についてのまとめブログ書きました。→http://t.co/FtKAwFSTjW
#宇宙博 pic.twitter.com/rCpNqJnX84
— Yu Ka (@kakiyuki7618) 2014, 7月 23
ご当地限定キャラクター商品などを作るコーエイ(京都市南区)が、宇宙博の計画を知る以前から温めていたのが「大気圏再突入カレー」だ。大気圏再突入時の高温を少しだけ感じてもらおうと「辛味パウダー」を同封した。さらに、吉田一郎社長(41)は、大気圏に突入すると宇宙船が高温になる理由も知ってもらいたいと考え、「宇宙船と空気との摩擦で発熱するのではなく、超高速の宇宙船が押しつぶす空気中の分子が激しくぶつかり合うことで熱が発生する」という説明をパッケージの裏に入れた。
これもコーエイが販売している。焼くときのせんべいのでこぼこが月面にそっくりだという。オーブンで焼いてしょうゆを塗ったりマヨネーズをかけたりして食べる。親子で楽しめる商品を目指した。
小惑星探査機「はやぶさ2」や人工衛星などの部品加工を手がける「下平製作所」(横浜市金沢区)が作ったのはパーミル(1000分の1)ロケット。探査機や人工衛星に実際に使われるチタン合金とアルミ合金を使用し、5ミクロンの精度で加工する技術を持つ職人が腕を振るった。
「下平製作所」は従業員30人。川口伸児社長(42)は「町工場でも宇宙につながる仕事をしていることを知ってもらいたい」。
社長の宮脇修一さん(57)によると、入場者の14~15%が購入する最も売れているグッズの一つだ。宮脇さんは「展示に感動した後は、それ相応のお土産を持って帰ってほしい」と、カプセルフィギュアを提案した。特に力を入れたのは、キュリオシティとはやぶさ。精度と強度のバランスに苦労したという。「イトカワ」のフィギュアは、当初「ハズレのように見える」と反対意見もあったが、「バリエーションがあった方がいい」と制作を決めたという。