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お金と仕事

「イクメン度」アップ間違いなし!子育てで使いたい最新文具3選

国内外の最新の文房具などを集めた「第25回国際文具・紙製品展ISOT」が東京ビッグサイトでありました。展示された数多くの文房具から、「子育てで使ってみたい!」と思ったアイテムをピックアップしました。

大成美術印刷所が出展した「テニメモ」
大成美術印刷所が出展した「テニメモ」

目次

 国内外の最新の文房具などを集めた「第25回国際文具・紙製品展ISOT」が東京ビッグサイトでありました。展示された数多くの文房具から、「子育てで使ってみたい!」と思ったアイテムを、3歳の息子、1歳の娘の尊敬を集めたい記者が独断でピックアップしました。

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【動画】国際文具・紙製品展が開幕=戸田拓撮影 出典: 朝日新聞デジタル&M「進化した文房具たち…ISOTの展示品のおすすめをご紹介」

子どもも簡単!回さなくても削れる鉛筆削り

 うちの3歳の息子は、お絵かきが大好きなのですが、自分で鉛筆を上手に削ることができません。削る際、鉛筆削りに差し込んで回して削る、そして鉛筆を握り直して再び回して削るという繰り返しの動作の中で、「握り直す」という動作がよく理解できないようです。
 そんな子どもたちにオススメなのが、このアイテム!

ラチェッタ ワン ハンディ鉛筆削り(ソニック)
ラチェッタ ワン ハンディ鉛筆削り(ソニック)

 なんと、鉛筆を前後にひねるだけで削れてしまうというアイテム。「握り直し」が上手くできない子どもでも簡単に鉛筆を削ることができそうです。
 なぜひねるだけで削れるのか?「ラチェット式」という仕組みを採用したことで、ひねるだけで削るということが可能になったそうですが、写真で解説してきます。

まずは通常の鉛筆削り同様、鉛筆を差し込んで回す
まずは通常の鉛筆削り同様、鉛筆を差し込んで回す
続いて、本来は握り直すところで、そのまま反対向きに鉛筆を回すと、中の削り部分も回転。再び削った方向に回すと削れます
続いて、本来は握り直すところで、そのまま反対向きに鉛筆を回すと、中の削り部分も回転。再び削った方向に回すと削れます
あとはひたすら繰り返す。前後に回すだけで、どんどん鉛筆が削れます
あとはひたすら繰り返す。前後に回すだけで、どんどん鉛筆が削れます

 文具の世界では小さな一歩ですが、鉛筆を上手に削りたい子どもにとっては大きな飛躍です。
 今回、この「ラチェッタ ワン」は、第23回日本文具大賞の機能部門でグランプリを獲得しました。また指し込み部にシャッターを付けて、削りかすがこぼれないという心憎い工夫も。10月発売予定だそうです。

おむつの名前書きのイライラから解放!

 子どもを保育園や幼稚園に通わせる際、面倒なのが持ち物への名前書き。特に消耗品のおむつへの名前書きは、何枚も書くのが面倒な上、そもそもデコボコしているおむつに文字を書きにくいことで、更にイライラが募ります。
 続いては、そんな悩みを解決するアイテムです。

「おなまえスタンプ おむつポン」(シャチハタ)
「おなまえスタンプ おむつポン」(シャチハタ)

 見たままなのですが、おむつに押すスタンプです。ひと目でわかる大きな文字で、にじまず、乾くのが早い油性インキを使っているので、子どもと家を出る直前に押し忘れに気づいても問題なさそうです。

大きな文字なので、ひと目でわかる
大きな文字なので、ひと目でわかる
にじまず、乾きも早いので大助かり
にじまず、乾きも早いので大助かり

 名前のゴム印は、ネットでオーダーする形式で、動物や花など用意されたイラストを入れることもできます。また布や木などにもスタンプできるそうなので、用途は広がりそうですが、子どもに持たせると、きっと色々な物や壁に押しまくり、家中を自分の名前だらけにしてしまうのでご用心を。

もったいなくて使えない!子どもの手をメモ用紙に

「テニメモ」(大成美術印刷所)
「テニメモ」(大成美術印刷所)

 最後に、まだ市販はされていませんが、ぐっときたアイテムをご紹介。
 上の写真ですが、実際の赤ちゃんの手を原寸大で再現して、メモ用紙にしたアイテム。もちろんめくれますし、メモも書けます。
 人は手元に紙がない時、大事な予定や数字などを手の甲にメモする……ということから思いついたアイテムだそうです。

「テニメモ」のカット断面
「テニメモ」のカット断面

 複雑な形を斜めに切断しながら、丸みも帯びさせられることができるカット加工技術が特徴です。まさに匠の技。ちなみに大成美術の特許だそうです。

他にもこんな「テニメモ」たちが……
他にもこんな「テニメモ」たちが……
こんな美味しそうなメモも
こんな美味しそうなメモも

 元々、大成美術はカット技術を生かして、様々な企業のノベリティグッズを手がけてきました。
 「テニメモ」は、一般販売を目指しているそうですが、オーダーシステムの整備、価格など課題も多そうです。でも、オーダーメイドで作成できる仕組みが整えば、子どもの誕生、アーティストの限定グッズ、結婚式の引き出物など色々と需要はありそうです。
 ちなみに同じくカット技術を生かした「ななメガカレンダー」は、第23回日本文具大賞で優秀賞を受賞しました。

「ななメガカレンダー」(大成美術印刷所)
「ななメガカレンダー」(大成美術印刷所)

 子育ての悩みを解決してくれるアイテム。本当に些細なことですが、日々様々な「イノベーション」が起きていることを実感しました。

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