今回のご依頼は警視庁が監修して制作した防犯WEBシミュレータ―【未来へのメソッド】をプレイしてくださいとのこと。


今回は長男と次男と一緒に教育的観点から親子でプレイしていきたいと思います。
(ちなみに息子たちはギャラとしてゲームソフト1本を買ってあげることで快く出演に協力してくれました。)



ではスタート

なんかオープニングムービーは普通のソシャゲみたいな感じでちゃんとしてます。
ストーリーを簡単に説明すると、主人公の近所に住む天才博士が作ったタイムマシンで未来の日本を見たら、めちゃくちゃ荒廃していて犯罪都市みたいになってたんだけど、そんな未来をなんとか回避するため、主人公が八面六臂の活躍で犯罪のない街にするという話です。
セリフと行動を選択して進めていきます。

始まりは、自転車泥棒
いきなり僕にドンピシャなエピソードきたよ。
と言いますのも、夏に企画で自転車日本縦断旅をしたんですけど、旅の真っ最中に大切にカスタムした自転車を盗まれて絶望したことがあったんですよね。その時の写真がこちらです。

僕は自転車泥棒が憎い。何年間も大切に乗っていた僕の大切な相棒を盗み、きっと車体をバラバラにしてパーツを売ったんだと思います、、、盗んだやつに言ってやりたい。自転車を売って食べた飯は美味いか!?って!!!
「始まりは、自転車泥棒」
タイトルからして、これから自転車泥棒の被害に遭うことがほぼ確定しているんだと思うんだけど。自転車泥棒によって絶望を味合わわされた漢がシミュレータ―の中でも自転車泥棒に遭遇するなんて、こんな皮肉なことはない。
そしてこれはそもそもの話なんだけど自転車泥棒の被害にあうタイプのゲームっていままであった????もしかしてかなり珍しいんじゃないだろうか。

さてさてどのタイミングでチャリは盗まれるのだろうか。
ヒントを探しながら、進行するストーリーに目を光らせる。

と思っていたら次の瞬間にチャリが盗まれていた。展開が早い。

周辺を探してみるが手がかりはなにもなく、落ち込んで博士の研究所に帰る。そうすると博士が開発したスマートウォッチ型のタイムマシンを貰えます。
もちろんパクられた自転車を取り戻すためにタイムリープをします。僕は自転車泥棒が憎い。


ちゃちゃっとケーキ買って自転車で帰りましょう。
買い物を済ませ外へ出てみると

ここで主人公メンチが獲得した特殊スキル【ビジョン】が発動する。




こりゃ普通に鍵を掛けただけじゃ無理じゃん。っていうかロードバイクとか高級自転車なら盗むのもまだ理解できるけど、普通の小学生が乗るような普通の自転車を盗むなんて見境がなさすぎる。(どんな自転車も盗んじゃだめだけど)

自転車盗難をなんとしても防ぐというこのシミュレータ―の制作者である警視庁の強い意志を感じる。

タイムリープ繰り返し賢くなっていく
主人公も何度も自転車を盗まれて、賢くなっていく。
ワイヤーロックでポールを繋ぐ、いわゆる「地球ロック」という施錠方法だ。ロードバイクとか乗ってる人はみんなやってるけど電柱に繋いでおけばヒョイッと担いで持っていかれる心配がなくなる。これが自転車ロックをする上で最強の方法なのである。
これでもう大丈夫でしょ!!!(大丈夫だよね????)


町中で地球ロックまでしておいたのに、ケーキ2個買ってるほんの少しの時間で盗まれることある???
ここまでして盗まれるんだったら、ぶっちゃけもう防ぎようなくない???
しかしながら、数多あるタイムリープものの基本を忠実に再現している気がしてきた。
どうやら僕は今回も自転車を守ることができないのでしょうか。
ビジョン発動をして犯行を確認しよう。






「そこまでやる〜!?」のセリフに主人公との気持ちシンクロ率100%
ちなみにこの自転車窃盗回の正解は

『駐輪場に停める』でした。
タイムリープを3回して得た貴重な学びです。皆さん自転車は駐輪場に停めましょう。
エンドレスチャリパク地獄から色んなことを学びました。

空き巣を防ぐSNS書き込みの極意とは?!
エピソード1 ケース2
留守の自宅を守るには
タイトルから察するにこれは空き巣とか泥棒に対する防犯の話だろうな。
よし、進めていこう。

これ完全に旅行中に空き巣に入られるやつですよね。

ほれ見たことか!!こっちはかれこれ10年ツイッターやってるんだよ!!!
こうならないアドバイスとしては普段からリアルタイムのツイートと時間差ツイートをごちゃまぜにしておけば、生活パターンが読めなくなってよいかもしれませんね。

主人公の男の子って、なんかのインフルエンサーって設定なんですかね?
「連休は友達の家族と一緒に、〇〇高原へ2泊3日の家族旅行!」
この大したことのない日常ツイートで184いいねって、きっとフォロワー数4万人以上はいるはずですよ。しかも主人公は小学生でしょ?只者じゃない気がしてきた。
万引きはドロボウなの?息子たちと考えた

なんとなくこのタイトルでどんなことが起こるのかわかってきたけど、進めてみよう。






ここで一旦ゲームの手を止めて息子たちに問いかける。

なぜ万引きをしてはいけないのか。もちろん法律でダメなこともあります。
それはいつも安心して快適に買い物するために、みんなが自分たちのために守らなくてはいけないルールなんですよね。
日本は世界的にみても治安が良い国だといわれていますが、もし万引きとか強奪が頻繁に起こるようになったら、今みたいに快適に買い物ができなくなります。そして警備員の数を増やしたり、セキュリティー設備にもっともっとお金を使わなくてはいけません。そうなると商品の値段は自然と高くなるし、買い物の自由度も低くなっていくと思います。
社会全体の安心安全というのは目には見えないけど、ちゃんとあります。それはみんなが法律とルールとマナーを守っているから保たれています。
息子たちにゲーム内の万引きのくだりでこんな内容の話をしてしまいました。

このゲーム内の設定では80年後の日本は荒廃した世界が広がっていました。しかし安心と安全というのは一朝一夕で作り上げられるものではありません。
身近な防犯について考える機会はなかなかありませんよね。
このシミュレータ―はスマホでもPCでも簡単にプレイすることができます。今回紹介したケース以外にもまだまだ事件が待っています。(かなり充実してる!!!)
年末年始、家族で過ごす時間が増えるこの時期に親子でツッコミながらプレイしてみてください!
僕はまず、自転車を盗まれないようにするところからはじめていきたいと思います。