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“おもいで”ふっかつのじゅもん ドラゴンクエストの思い出、復活!
提供:スクウェア・エニックス
7月28日(金)の朝日新聞朝刊広告に掲載された、“おもいで”ふっかつのじゅもんを入れてみよう。
ふっかつのじゅもんを いれてください
「おお よくぞ もどってきた!」
今ふたたび、勇者の冒険が始まろうとしてます。
いつだって冒険の旅は、懐かしい記憶に彩られてきました。頼もしい仲間との出会い、メタルスライムに逃げられた悔しさ、最後の決戦を前にした緊張感。画面の中の思い出は、ずっと心に刻まれています。数学の公式や歴史の年号は忘れても、モンスターやじゅもんの名前は覚えているもの。ひとたびあの音楽を聴けば、“勇者”の心は奮い立つはずです。
2017年7月29日、11番目のシリーズ本編最新作『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』が、いよいよ発売されます。そこで、「ドラゴンクエスト(以下DQ)」の31年の歴史とともに、当時のニュースを振り返ってみることにしました。過ぎ去りしあの頃の懐かしい思い出がよみがえったその次は、どんな冒険の旅が待ち受けているのでしょうか。
その伝説が始まったのは、1986年5月27日。DQ(ドラゴンクエスト)シリーズの記念すべき第1作が発売され、その後の家庭用ゲームに大きな影響を与えることになります。
この日の朝日新聞夕刊には「日本の海外純資産 世界一」の見出しも。まさにバブル景気を迎えようとしていた時代、社会は“新たな冒険”への期待感に満ちていました。
若い世代にはなじみがありませんが、全国のJR各社は元々、日本国有鉄道(国鉄)という一つの公社でした。巨額の赤字の解消などを目指して分割・民営化され、今年で30周年を迎えます。
『DQII』の主人公は“旅立ち”はローレシアの城からはじまります。前作はたった一人の冒険だった主人公も、本作ではパーティを組んでの旅に。「ベホマ」「ザオリク」などの呪文で助けてくれる仲間は心強い存在でした。
プロ野球の巨人が本拠地とし、コンサートやイベントでもおなじみの東京ドーム。完成した1988年の当時は、日本初の屋根付き球場として、野球ファンの憧れの地でもありました。
それに負けずとも劣らぬ人気を集めたのが『DQIII』です。発売日には長い行列ができるほどの社会現象に。ダーマの神殿での転職など、新しいシステムも話題を集めました。
『DQIII』の発売当日、東京のビックカメラ池袋東口店(当時)には1万人以上の行列が。普段は企業で働く「せんし」の中には、この日だけ「あそびにん」に“転職”した人もいたかもしれません。
常に時代を先駆けるドラゴンクエスト。『DQIV』では、AI(人工知能)を使用した戦闘システムを採用されます。
この年から「大学入試センター試験」がスタート。志望校に合わせて受験科目を選べるようになりました。ただし、こちらは「ガンガンいこうぜ」とAIに任せるわけにはいかず、受験生たちは自分の力でマークシートと戦っていました。
運命の相手は、ビアンカか、フローラか。『DQV』の主人公が人生の選択に迫られていたこの年、人気力士で当時20歳の貴花田関も、タレントの宮沢りえさんと婚約を発表しました。2カ月後に破局した二人が、もし結ばれていた場合の未来も気になるところ。ゲームの世界では、人生の選択をやり直して再度プレーしたという人も多いでしょう。
東京の新橋と豊洲を結ぶ新交通「ゆりかもめ」は、開業当初は「都市博」の中止などもあって経営が危ぶまれていました。幸いにも多くの人が観光などに利用し、周辺は2020年の東京五輪の競技場なども建設予定です。『DQVI』には「魔法のじゅうたん」や「あわあわ船」などのさまざまな乗り物が登場。2つの世界を結ぶ冒険に感動させられたものです。
シリーズ初の3Dマップを採用した『DQVII』は、物語としての深みを増し、石版を探したりダンジョンのギミックを解いたりと、やり込み度も大幅にアップ。さまざまなミニゲームができるカジノも健在です。
この2000年に登場した紙幣が、二千円札。今ではあまり見かけなくなり、「はぐれメタル」並みの遭遇率ですが、銀行や郵便局で申請すると、在庫がある場合には両替に対応してもらえるそうです。
プレーヤー自身が見渡す限りの世界をどこまでも歩いていく感覚。精細なグラフィックでリアルな視点を追求した『DQVIII』では、迷わないようにコンパスや地図などの工夫がなされています。
ダンジョンのように複雑な東京の地下鉄でも、東京メトロ(東京地下鉄)の民営化と同時に、「E-02」といった駅のナンバリングを導入。利用しやすくなりました。
時代を超えて愛されるキング・オブ・ポップ、マイケル・ジャクソン氏が急死。ハリウッドでも献花が行われ、大勢の人が冥福を祈りました。
携帯型ゲーム機ソフトの『DQIX』は、オールドファンからドラクエ初体験の子どもまで、世代を超えて愛されるゲームに。すれちがい通信が人気を集め、秋葉原の「ルイーダの酒場」などに多くの人が集まりました。
高さ634メートルの世界一のタワー。2012年に完成した東京スカイツリーは、国内外から観光客を集め、東京の新しい名所として定着しました。
オンラインRPGの『DQX』は、天をも貫く搭を仲間たちと共に攻略しながら上っていく「不思議の魔搭」なども実装されているバージョン3までが販売中。大型アップデートや追加クエストの配信を重ねている。
2回目の「1」、“新たな原点”として勇者の物語を描く、11番目の冒険。
いよいよ、7月29日(土)、ふたたび「勇者の時」が動き出す。
ブラウン管のテレビから液晶へ。時代や世代が違っていても、「ドラゴンクエスト」への変わらぬ思いが、特別WEB映像には描かれています。オフィスに置かれたスライムのグッズや、学校のシーンでのバトエン(バトルえんぴつ)などの隠しアイテムも、見どころの一つです。楽しかった当時の記憶、子どもの頃にはできなかったこと、思い描いていた夢。最新作の『ドラゴンクエストXI』でも、それぞれの「過ぎ去りし時」が鮮やかによみがえってくることでしょう。