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靴下のタビオ、社名の由来は奥田民生さん? SNS担当が社長に確認
真偽を社長に確認したというタビオのSNS担当者を取材しました
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真偽を社長に確認したというタビオのSNS担当者を取材しました
靴下専門店を展開するTabio(タビオ)の社名の由来が、注目を集めています。ミュージシャンの奥田民生さんが関係しているというのです。真偽を社長に確認したというタビオのSNS担当者を取材しました。
社名の由来が奥田民生さんというのは本当か?
— Tabio 靴下屋 (@Tabio_JP) November 21, 2024
って聞きに行ったんですけど(冗談かマジか記事では判断つかなかった)
「本当だよ!」
とのことでした。
社員みんな「え!?そうなの!?」ってなってます。
1号https://t.co/mBCT0PKh7o https://t.co/UBTvVpAkRm pic.twitter.com/63IGFiHt9Z
2006年に「ダン」から社名変更して現在に至るタビオ。
そもそも、ダンという社名もユニークな由来があります。
「靴下専門卸問屋を始める際、創業者が『男一匹で始めるからには〝男〟に』と言ったのがきっかけだそうです」
そう話すのは、タビオのX(旧ツイッター)アカウントを担当している「1号」さんです。
漢字で男なんてのはおかしいということで、アルファベットで「dan」とすることに。
というのも、英語の「ダンディ」は「男前」のことだから、語尾の「ディ」をとったら「男」になる、と思っていたそうです。
タビオの公式ページでは、現在の社名の由来についてこう説明しています。
「『The Trend And the Basics In Order(流行と基本の秩序正しい調和)』の頭文字をとったもの」
「Tabioをはいて地球を旅(タビ)しよう、足袋(タビ)の進化形である靴下をさらに進化させよう、という意味が込められています」
そんな社名の由来について先日、奥田民生さんとの関係について触れた記事が配信されました。
記事の中で答えているのは、タビオの社長・越智勝寛さん。
当時商品本部長だった越智さんが、他のメンバーと新ブランドの名称を考える中で、こんな意見が出たそうです。
「奥田民生さんに履いてもらえるようなブランドがいい。タミオはどうか?」
民生さんのことを調べると、「股旅」というアルバムを出していることがわかります。
そこで、「タミオ」と「タビ(旅)」をかけ合わせて「タビオ」が生まれたというのです。
この記事の配信後に、タビオがYouTubeにアップした動画では、経緯がより詳しく説明されています。
男性用ブランドの名称として採用されたものの、しばらくして利用されなくなったタビオ。
その後、ロンドンの店舗名として使われ、社名変更検討時の案の一つとして浮上。
社員投票の結果、有力とみられていた「靴下屋」などを抑えて1位となり、新社名に採用されたそうです。
記事を読んで「かなり驚いた」という1号さん。
社名の由来には諸説あったため、これまで社外の人には「真の由来は謎なんです」と話していたそうです。
真偽を社長に確認したところ、「本当だよ」と回答があったといいます。
それを聞いて「よく今まで黙っていたな……」と思った1号さん。
今年は奥田民生さんのソロ活動30周年ということもあり、「一番盛り上がるタイミングを狙っていたのでは」と質問。
すると社長は「聞かれたから答えただけだよ」と言って、否定したそうです。
社長に確認した時のことをXに投稿すると、多くのコメントが寄せられて、いいねは4000を超えました。
反響を受けて1号さんは、こう話します。
「びっくりしましたよね。私もです」
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