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因縁の「縦読み」、バーガーキングの勝ち? マクドナルド投稿に返信
過去にも何度か話題になった縦読みにまつわるエピソードを取材しました
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過去にも何度か話題になった縦読みにまつわるエピソードを取材しました
マクドナルドがX(旧ツイッター)に投稿した「縦読み」のメッセージ。これに対してバーガーキングが同じく縦読みでメッセージを返し、注目を集めています。過去にも何度か話題になった縦読みにまつわるエピソードを取材しました。
今月8日、マクドナルドのXアカウントが「【ご報告】ほん…とに大切なお知らせです」と投稿。
添付された画像には、こんなメッセージが書かれていました。
【ご報告】
— マクドナルド (@McDonaldsJapan) October 8, 2024
ほん…とに大切なお知らせです。 pic.twitter.com/jMfu27y9rx
このメッセージを縦読みすると、こんな文章になります。
「あなたの作品がえほんになる」
投稿の翌日、日本マクドナルドは「ハッピーえほん大賞」の開催を発表します。
「一般部門」と、中学生以下が応募できる「子ども部門」で作品を募集。
一般部門のグランプリ受賞作品は、小学館の協力のもと「ほんのハッピーセット」のえほんに採用されます。
どうやら、このコンクールについて告知するための投稿だったようです。
この縦読みに反応したのが、ライバル関係にあるバーガーキング。
8時間後にこんな文章を投稿しました。
縦読みすると「バずラせましよ」となり、「バズらせましょ」というエールになっています。
大切ということなのでお手伝いいたします! https://t.co/KONAa03R5y pic.twitter.com/ajmq2cb59z
— バーガーキング・ジャパン (@BURGERKINGJAPAN) October 8, 2024
過去にも何度か縦読みのメッセージを発信してきたバーガーキング。
秋葉原のマクドナルドがスケールアップのために閉店した際には、近くの店舗にこんなポスターを出しました。
感謝の言葉がつづられていますが、縦読みすると「私たちの勝チ」と読むことができます。
秋葉原のマクドナルドが再オープンした際には、「私たちの価値」と題したポスターを掲出しました。
右端の文字を縦読みすると、「店のデカさよりだいじなこと。」となります。
今回のXのリプライについてバーガーキングの広報担当者に尋ねると、こんな答えが返ってきました。
「これまでライバルとして切磋琢磨してきたマクドナルドさんから大切なお知らせの投稿がありましたので、お手伝いさせていただきました」
より多くの人に届くようにと工夫した結果、「バズらせましょ」というメッセージになったそうです。
いいねの数は、マクドナルドの投稿が15万、バーガーキングの投稿が18万となっており、数だけを見るとバーガーキングに軍配が上がっています。
多くのいいねを集めたことについて、バーガーキングの広報担当者はこう話します。
「大変多くの反響をいただき嬉しく思っております。今後も直火焼きの100%ビーフパティと新鮮な野菜を特長とする大型本格バーガー『ワッパー』を中心に、味と品質にこだわったメニューを提供してまいります。多くの皆様にご体験いただけますと幸いです」
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