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野球場で歌えないなら… 自撮りを集めた「#ひとり大声援」が話題

横浜DeNAベイスターズのチャンステーマの自撮りを集めた画面
横浜DeNAベイスターズのチャンステーマの自撮りを集めた画面 出典: あまちゃづるさんのツイッターから

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新型コロナウイルス感染拡大の影響で、プロ野球は開幕日が延期され、開幕したとしても当面は無観客で行う方針が示されました。選手を応援する大合唱が球場に響く日は、まだまだ先になりそうです。

そんな今、ツイッターでは「#ひとり大声援」が話題です。有志3人のアカペラで始めた企画は、今では130人のファンが集まり、再生回数が1万回を超えたことも。発案者のあまちゃづる(@Patton_Senshadn)さんに聞きました。(朝日新聞スポーツ部記者・井上翔太)

3人のアカペラから始まった

ハッシュタグ「#ひとり大声援」をつけ、最初にツイッターで発信したのは3月24日。

プロ野球界ではこのとき4月24日の開幕をめざし、応援については、専門家チームから「応援歌合唱、鳴り物使用の応援スタイルの変更」などを提言されていました。

「球場で応援できなくなることが、怖かったんです」

横浜DeNAベイスターズファンのあまちゃづるさんは、「ハマスタに行けなくても大声援を」と、友人2人とベイスターズのチャンステーマをアカペラで歌う様子を自撮り。3人分の動画を合わせる編集をして、投稿しました。

ちなみに友人は、阪神タイガースと中日ドラゴンズのファンだそうです。

「ムーブメントにしましょう!」

翌日、強力な助っ人が現れました。

ツイッターのプロフィルで「プロ野球応援歌をまるでホンモノの試合のように表現するエンタメバンド」をうたう「東京ダグアウツ」のメンバー・シガシゲノブさんです。

音源を提供したいという申し出で、「ムーブメントにしましょう!と言われました」とあまちゃづるさん。

「貧相なアカペラ」に伴奏がついたことで「楽しそうなイベントになってきた」。25日の参加者は7人でしたが、企画が加速した瞬間でした。

応募方法は、シガシゲノブさんがツイッターでアップしている伴奏に手拍子や歌声を合わせ、あまちゃづるさんにDMかメールを送るというものです。

「知らない人に、いきなり自分の自撮りと歌を送るので、心理的ハードルは高いと思います(笑)」

それでも反響が少しずつ大きくなり、「最初の週末で十数人。2週間で50人ぐらいまで増えました」。

増えれば増えるほど、合唱に厚みが増すので、実際に球場で応援しているように聞こえてきます。

約1カ月後、参加者は130人まで達しました。

他球団にも広がる

今では東京ヤクルトスワローズや埼玉西武ライオンズなど、他の球団でも有志が立ち上がり、「#ひとり大声援」の輪が広がっています。

ただ、あまちゃづるさんは「1人で動画を編集して発信できるのは、130人までかなと感じています。人数を集めることが目的ではなく、ファン同士で励まし合う思いの方が強いです」。

今は、チャンステーマで叫ばれる選手名ごとに自撮りを分け、まとめる作業に精を出しています。
2曲目の募集も始まりました。

記者としては、その動画が無観客で開幕したとき、電光掲示板で映し出される演出ができたら、面白いなと思っています。

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