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ATMの恩返し? 「ゲンキ、アリマセン」がまさかの展開…作者に聞く
自宅に帰ると、なぜか部屋の中にATMがあった――。そんな漫画がツイッター上で注目を集めています。
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自宅に帰ると、なぜか部屋の中にATMがあった――。そんな漫画がツイッター上で注目を集めています。
自宅に帰ると、なぜか部屋の中にATMがあった――。そんな漫画がツイッター上で注目を集めています。意味不明な設定から始まり、ちょっといい話なのかと思わせておいて、最後は「金は力だ」というオチで終わります。作者に話を聞きました。
今月22日、「心が折れそうな人に読んでほしい漫画です!」という文章とともにツイッター投稿された4ページの漫画。
自宅に帰り着いた女性が、「ただいま」と言って部屋に入る場面から始まります。
この漫画に対して、「めっちゃ元気出る!」「やっぱり元気の源はお金なんですね」といったコメントが寄せられ、リツイートは1万7千、いいねは6万を超えています。
作者は、サラリーマンとして働きながらwebを中心に活動している漫画家のベニガシラ(@poppoyakiya)さん。
絶望した女性の前に死神が現れて名言を連発する漫画「命を救った死神」のKindle版が3巻まで発売されています。
「平成最後なので、なにか新作漫画を描きたいと思って作成しました」と話すベニガシラさんに経緯を聞きました。
――ATMが恩返しをするという設定はどのようにして思いついたのでしょうか
もともとATMの彼氏という設定にしようと思ったのですが、話にインパクトをつけたくて、恩返しにしました。
――いい話かと思いきや、最後に「金は力」というオチですね
いい話から現金な話というギャップが笑いを生むと思い、構成しました。最近はいい話で終わる作品がツイッター上にあふれているので、そこで埋もれないためにと考えました。
心が折れそうな人に読んでほしい漫画です! pic.twitter.com/TyRbcivLqN
— 社畜漫画家ベニガシラ@5/12コミティアも1a (@poppoyakiya) 2019年4月22日
――描く上で心がけた点は
「いい話→実は現金な話」というギャップが強ければ強いほど笑いを生むので、いい話の部分で感動できるように試行錯誤したところです。
――この漫画を通じて伝えたかったメッセージは
私はサラリーマンをしながら漫画家をしている「社畜漫画家」なので、サラリーマンの大変さはよく分かります。なので、自分の漫画で日々の大変さを笑って、少しでも発散してくれるといいなと。
――多くの反響が寄せられていることについては
「今日はツラいことがあったので、この漫画を読んで、笑って、元気になりました」という感想をたくさんいただけて、マンガ描いてよかったなぁと思いました。
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ベニガシラさんのブログでは、無料で読める漫画を更新中です。
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