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家紋が学べるビスケット! 戦国武将を中心に22種類、ローソンで発売
ローソンで販売されている「家紋の形をしたビスケット」が、ネット上で注目を集めています。
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ローソンで販売されている「家紋の形をしたビスケット」が、ネット上で注目を集めています。
ローソンで販売されている「家紋の形をしたビスケット」が、ネット上で注目を集めています。織田信長や長宗我部元親など戦国武将を中心に22種類もあり、パッケージ裏面には解説まで書かれています。ローソンのプライベートブランドで販売されていますが、製造しているのは日清シスコ。調べてみると、すでに終売となった商品を復刻していたことがわかりました。
話題の商品は「エース家紋ビスケット」。ミルク味とココア味のビスケット80g入りで、価格は税込み108円。「ローソンセレクト」というプライベートブランドで販売されています。
裏面では、豊臣秀吉、徳川家康、真田幸村といった有名武将の家紋22種類を紹介。各武将の生年・没年も記されています。
ツイッター上でこの商品が紹介されると、「大好きな六文銭があるではないか」「井伊家が入っているとか有能すぎる」「ちょっとローソン行ってくる」といったコメントが寄せられ、盛り上がっています。
「エース家紋ビスケット」とは、どんな商品なのか? 製造している日清シスコ営業本部商品企画グループのブランドマネージャー・石田晃三さんに話を聞きました。
――エース家紋ビスケットについて教えてください
戦国武将の22種類の家紋をモデルにした、ミルク味・ココア味の2種類の味わいの入ったビスケットです。味わいはもちろん、形もお楽しみいただけます。
戦国の世に思いをはせながら、どの武将の家紋ビスケットが出てくるか袋から取り出すまでわからない、そんなドキドキ感やワクワク感をお楽しみいただけます。
――いつ発売したのでしょうか
2018年9月25日より、全国のローソンさんで販売しています。
――ローソンセレクトで販売することになった経緯は
弊社の「エースコイン」と過去に販売していた「エース家紋」をローソンセレクト向け商品として提案したところ、「エース家紋」に興味を持っていただき、発売することになりました。
――過去に販売していた「エース家紋」との違いは
「エース家紋」は2011年におしるこ味で発売し、その後リニューアルしてココア味を販売しました。今回の「エース家紋ビスケット」はココア味とミルク味のアソートにすることで、味と見た目のバラエティー感も付加しています。家紋型のビスケットだと分かるように、商品名を「エース家紋」から「エース家紋ビスケット」としました。
――家紋の種類や数は異なるのでしょうか
登場している家紋は種類・数ともに同じものです。
――話題になったことについては
もともと、歴史好きの人が喜んでくれるだろうという思いで開発したので、時を経て、またこのようにエース家紋が喜ばれる商品になったことは、ビスケットメーカーとして大変うれしいことです。こういったチャンスをくれたローソンさんに感謝しています。
ぜひ、全国の歴史好きのみなさん、ローソンさんに足を運んでエース家紋ビスケットを買ってみてください。
石田さんとのやりとりの中で登場した「エースコイン」とは、1955年発売の古銭の形をしたミルク味のビスケットです。
当時のコイン収集ブームにあやかって誕生して大ヒット。日清シスコで最長の歴史を持つ商品として現在も販売されているロングセラー商品です。
「いろんな種類の形を入れることで、ビスケットを食べる楽しさに加えて、何が出てくるかのワクワク・ドキドキ感を提供したい」。そんなエースコインのコンセプトを受け継いで2011年に販売されたのが「エース家紋」でした。
当時、歴史好きの女性を指す『歴女』が数々のメディアに取り上げられ、戦国武将を登場人物としたゲームが人気を誇っていたことから、家紋を集めて販売することに。線の太さなど可能な限り実物に近づけたといいます。
家紋22種類は、戦国時代の日本の武将を中心に有名なものを選択。ゲームに出てくる登場人物や、誰もが知っているような武将の家紋を中心に選んで使用可・不可の確認を取ったそうで、使用不可の家紋もあったそうです。
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