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「いじめ」発言の麻生氏「それなりにわかりやすかった…」
集団的自衛権をめぐるたとえ話の中で、「勉強はできない、けんかは弱い、だけど金持ちの子、これが一番やられる」と発言した麻生太郎副総理兼財務相。24日の閣議後会見では「それなりに終わった後はわかりやすかったという感じで、会場でいろいろそういわれたこともありましたけどね」と述べた。
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集団的自衛権をめぐるたとえ話の中で、「勉強はできない、けんかは弱い、だけど金持ちの子、これが一番やられる」と発言した麻生太郎副総理兼財務相。24日の閣議後会見では「それなりに終わった後はわかりやすかったという感じで、会場でいろいろそういわれたこともありましたけどね」と述べた。
(記者)集団的自衛権の発言で、なぜいじめにたとえたのか。
(麻生氏)いじめの防止対策が重要だ、みて見ぬふりするのじゃなくて、ちゃんといじめ対策は重要なので、そういったものを正当化する意図は全くありません。いずれにしろ、あのーなんていうの、そういったような話で世界中193カ国あるので、いろんな意味で一国を狙い撃ちされる可能性は常にあるので、されないようにするためにはどうしておかねばばならないかということの例として引いたつもりなんですけどね。それなりに終わった後はわかりやすかったという感じで、周りの方、会場でいろいろそういわれたこともありましたけどね。
(記者)いじめに関して。ケンカが弱くて勉強ができなくてカネがなければ無視。金を持っていればいじめられると。この文言をみると、いじめられる側に原因があるという認識をもっているとも取られかねないが。
(麻生氏)そういったような状況が起きたら、いま三つそろったら、そら同情されていろいろ面倒見てくれる人もいるということだと思いますけどねえ。したがっていじめられる側よりいじめる側に問題があることははっきりしているんじゃないの?私どもはいじめられる側に問題があるというのはそら残念ながらそういう環境になっちゃっている人は付与の条件ですから、もともと自分がというわけじゃないでしょうから、そういった意味ではいじめる側に問題があるというのははっきりしているんじゃないですかね。
(記者)集団的自衛権は非常に重要な問題。たとえがいじめにたとえるのは適切ではなかったのではないか。
(麻生氏)私どもとしては繰り返しになるが、いじめを正当化とか許容化する意図は全くありませんから。そういった意味ではいま申し上げたんで、私どもとしては終わった後もわかりやすかったといわれたこともありますんで。