陸軍登戸研究所、高まる関心 怪力電波・偽札・風船爆弾…極秘に開発

戦時中、様々な秘密兵器を研究していたことで知られる陸軍登戸研究所。跡地に建つ資料館が「例年の倍」という来場者を集めています。

旧陸軍が偽札を製造していた登戸研究所5号棟の内部。2011年に解体され、今はもうない

 戦時中、「風船爆弾」や「怪力光線」など、様々な秘密兵器を研究していたことで知られる陸軍登戸研究所(神奈川県川崎市多摩区)。跡地に建つ明治大学の「平和教育登戸研究所資料館」で8月から開かれている企画展が、「例年の倍」という来場者を集めています。偽札や生物兵器や人体実験につながる研究も行われていたという登戸研究所。戦後70年の節目に、戦争の持つ「もう一つの顔」への関心が高まっています。

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