ヨーグルトで有名なダノンと、チョコレートで有名なゴディバが初めてコラボしたヘルシースイーツが、グルメ系インフルエンサーの紹介で大きな注目を集め、SNSには商品を探す人や発見報告の投稿が続いています。スマッシュヒットの経緯を取材しました。(朝日新聞withHealth)
1月15日、ダノンジャパン株式会社がゴディバとのコラボ商品「ゴディバ監修 クリーミーヨーグルトデザート ダノン デコドルチェ バニラ&クランチチョコレート」を発売しました。
関東エリアの一部店舗限定で、4月末まで発売予定の、期間・数量・エリア限定商品とあって、発表時から話題に。
ダノンジャパン社によれば、ゴディバのエグゼクティブシェフ・ショコラティエ/パティシエであるヤニック・シュヴォロー氏がレシピを監修。ヨーグルトとトッピングの3色クランチチョコボールを混ぜることで、癖になる食感が味わえるということです。
同社は「満足感を得られる一方、摂取カロリーは1カップ174kcalとヘルシーなことから、今までのヨーグルトのイメージを覆し、夕食後のデザートや夜食としても活躍します」としています。
SNSでは影響力の大きいグルメ系インフルエンサーらが反応。「何個でも食べられる」「噂通り」といった意見の他、ヨーグルトにチョコレートシリアルなどを振りかけて食べる韓国のスイーツ「ビヨット」に似ているとする声もありました。
生活者のヘルシー志向に応えるだけでなく、限定販売であることが購買意欲をくすぐっています。連日のように口コミがSNSを賑わせ、品薄や売り切れの状態も続き、そのことがさらに人気に拍車をかけている状況です。
ダノンジャパン社を取材すると「多くのお客様がお求めになられている状況は把握しております」とコメント。
「ダノンジャパンでは、当初より予定されていた生産スケジュールの通りに本製品を製造し、出荷を続けております。1日に生産できる数が限られている中、当初の想定を大幅に超える売れ行きとなっているため、品薄で大変ご迷惑をおかけしております」
増産の予定については「本製品はバレンタインシーズンに合わせて作られた期間限定の製品です。当初の予定通りの数量を生産した後、販売は終了となります」としました。