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暑くても手で持っても溶けません 森永「ベイク」のガチ検証にへぇ~
動画を作った理由や溶けない秘密について取材しました
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動画を作った理由や溶けない秘密について取材しました
暑くても手で持っても溶けないと言われる「BAKE(ベイク)」が本当に溶けないのか検証してみました――。そんな動画を森永製菓がTikTokに投稿しました。動画を作った理由や溶けない秘密について取材しました。
暑くても手で持っても溶けないチョコレート「BAKE」。
1997年に前身となる「こんがりショコラ」が発売されています。
こちらは焼いたチョコとクッキーを組み合わせた商品です。
「こんがりショコラはクッキーのイメージが強かったのですが、もっとチョコレートに特化したものを製品化したいと考え、2003年にBAKEが誕生しました」
そう話すのは、菓子マーケティング部チョコレートカテゴリー担当の植竹麻衣子さんです。
7月下旬、森永製菓がTikTokに投稿した30秒ほどの動画。
「暑くても手で持っても溶けないと言われるBAKE。果たして本当に溶けないのか検証していく!!」と始まり、3つの実験をします。
まずは沸騰したお湯にボウルを置いて、その中にBAKEを一粒置きます。
10分間放置して「サ活」(サウナ活動)させますが、これを経ても溶けませんでした。
2つ目は、カンカン照りの日光のもとで2時間放置する「天サロ」で、こちらも変化はありません。
3つ目は「真夏のカバンの中に入れて1日放置」。それでもやはり溶けませんでした。
この動画に対して「これはすごい」「海で働いてるから持ってると人気者になれる」といったコメントが寄せられています。
@morinaga_seika 【やらせ無し】公式でガチ検証 @りち🍭🌙 お菓子ダイスキ さんとのコラボ動画♪ #森永製菓 #BAKE #検証 ♬ オリジナル楽曲 - 森永製菓【公式】
「暑くても溶けないという最大の特徴を、楽しく分かりやすくお伝えするために、実験のような動画を制作しました」と植竹さん。
なぜBAKEは溶けないのか? その理由は「外側を焼き上げて中のチョコを包みこんでいるから」だといいます。
チョコレートの油脂や配合を研究し、カカオの風味を保って焼き上げる生産技術を開発。
表面はパリッとした食感で、内側はふんわりとろける二重構造になっているそうです。
いったいどんな状況なら溶けるのかについて尋ねると、「一般的に消費いただくシチュエーションでは溶けないと考えております」との答えが返ってきました。
溶けないだけではなく、おいしさも評価されているというBAKE。
レンジで少し温めて食べ方もオススメだといいます。
動画にたくさんの反響が寄せられたことについてはこう話します。
「以前から溶けないことを訴求して参りましたが、改めて反響をいただき大変嬉しく思っております。まだまだ暑い夏のおともに、溶けないBAKEをぜひお楽しみください」
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