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MAXのNANA、イヤイヤ期の帰省に不安… 先輩ママのアドバイスは?
10代に「スーパー・モンキーズ」でデビューした沖縄出身のダンスボーカルグループMAX 。様変わりした音楽業界で迎えた27周年も、第一線で走り続けます。仕事や子育て、自分自身の活動などについて語る「MAXコラム」。今年、2歳の息子と2人で里帰りをしたNANAさんは、「息子の海水浴デビューは地元の沖縄でしたかった」と言います。初めて海水浴をした息子の反応は?
「暑い〜!!暑すぎる……」
この夏、この言葉を何度つぶやいたことでしょう。猛暑日ラッシュに、まだまだ落ちつかないコロナ禍。それでも昨年に比べると、少しずつ日常を取り戻しつつあることにありがたさも感じています。
お仕事も順調に回り始め、外出や旅行もルールを守りながら出来るようになり、この夏は初めて息子と2人だけでの里帰りをしました!!
昨年は夫を含めて家族3人での帰省でスムーズにいきましたが、イヤイヤ期突入の2歳半の息子と2人きりの空の旅。
実家の沖縄まで3時間近くあり不安がいっぱいでしたが、「お腹いっぱいの状態にしてあげて、ちょうどお昼寝時間の便にするといいよ!」という先輩ママ達のアドバイス通りに実行したら、素晴らしくも作戦大成功!!
機内の中でご機嫌に少しはしゃいだ後、膝の上でスヤスヤと眠ってくれました。周りに迷惑をかけないか心配していたんですが、キャビンアテンダントの方が「私も同じくらいの子どもがいるんです。お手伝いするので何かあれば遠慮せずに声をかけてくださいね」と親切に接していただき、すごく助かりました。
隣の席に乗っていた男性も、息子が声をかけても迷惑がらずに笑顔で接してくれて安心しました。
小さな子どもと一緒に行動していると、そうじゃない時もあるので、人の優しさに触れた時には嬉しくなり、いつも心から感謝しています。
無事に沖縄に到着して、じぃじ、ばぁばの顔が見えると満面の笑顔で走って抱きつく息子!なかなか会えなくても、ちゃんと覚えているんだね。そんな姿に胸が熱くなると同時に、ほっと一安心。両親の姿が見えると私自身も母親としての緊張感から少し解放されて“娘”に戻ることが出来ました(笑)。
久しぶりの実家生活は、あえて特別な予定はいれずにゆっくりと過ごすお家時間。いつものように、家族みんなで昔話に花を咲かせ、両親は待ちに待った孫との生活を思う存分に楽しんでいる様子で、それを眺めているだけでも嬉しく、私にとっては癒しになりました。
ただ!せっかくの沖縄の夏!!息子にとっての初めての海水浴は、地元沖縄の海にしたかったので近くの海へは行ってきました。
青い空と、太陽の光りを浴びて透き通る海水にキラキラ光る白い砂。沖縄の海はどこへ行っても本当に美しいです。
私が子どもの頃から大好きだった海を息子にも好きになってほしい。そんな思いもあり、第一印象を大事にしようと地元の人達で楽しくにぎわうビーチで、いざ海デビュー。
「うみ!うみ!」と息子はすごく喜んでいるわりには、打ち寄せる波を怖がり、しばらくは砂遊び(笑)。
そんな息子の様子を見ていた近くにいた子が、「これ、乗っていいよー」とキッズボートを貸してくれました。
そこからは息子はハイテンションになり、初めての海を満喫していました!!すっかり味をしめた様子なので、これからは毎年の行事になりそうです。
10日間の里帰り。両親のおかげで息子にとっては刺激的な夏の体験となりました。
ワンオペ・イヤイヤ期の帰省にハラハラしていたけれど、私にとっては心も体もリラックスできた充電期間に。家族で過ごすありふれた時間だけど、すごく温かな素敵な思い出ができました!!
この日のことを、昔話として息子と話せる日が来ますように。そして、これからも笑顔で楽しい日々が続きますように……。
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