MENU CLOSE

エンタメ

MAXのLINA、丸刈り以外はすべてやった 髪形の原点は国際通りに

「こりゃあ大変」スタイリスト泣かせの髪

MAXのLINAさん=本人提供
MAXのLINAさん=本人提供

10代に「スーパー・モンキーズ」でデビューした沖縄出身のダンスボーカルグループMAX 。様変わりした音楽業界で迎えた26周年も、第一線で走り続けます。仕事や子育て、自分自身の活動などについて語る「MAXコラム」。LINAさんは、CDリリースに合わせて髪型を変えてきました。その原点は、地元沖縄の美容院で出演したヘアショーにありました。

【PR】手話ってすごい!小学生のころの原体験から大学生で手話通訳士に合格

毛量は馬のしっぽほど

今まで試した髪型は数知れず、丸刈り以外の髪型は全て制覇したんじゃないかなぁ?と思うくらい、ホントに色んな髪型をしてきました。

昔は、CDリリースがある度に曲のイメージに合わせて髪型を変えていました。髪型を見るだけでその時代背景がわかるほど、髪型の記憶はたくさんの思い出を蘇らせてくれます。

私の毛質はしっかりしていて、毛量も馬のしっぽのようにだいぶボリュームがあるんです。初対面のヘアスタイリストさんには、「こりゃあ大変だぁ...」とホント驚かれるんです。小さな頃は、ヘアーゴムで結んでもサラサラと滑り落ちるほど柔らかい毛質だったんですが、これは沖縄で育った環境と、遺伝に間違いありませんね。母も、歳を重ねた今でもしっかりと生えていますし、太陽から守るために毛根が強くなるんでしょうか。

昔、友人のお母さまが美容師で、その友人宅にパーマ液やカラー剤が揃っていました。お母さまが家にいない日を狙って、友人と一緒に美容師の真似事をしながら、髪を切ったり使用方法も分からないまま見よう見まねでパーマをかけてみたり、楽しんでいました。
今考えると若気の至りとはまさにこのことですね!
でも、親からもらった強い髪質のおかげで幸い大失敗にはならず、今でもしっかりと丈夫な髪質を保っています。

これまで様々な髪型に挑戦をしてきたLINAさん=本人提供
これまで様々な髪型に挑戦をしてきたLINAさん=本人提供

憧れた国際通りの美容院

今の沖縄の国際通りと言えば、観光客に向けたお土産品店が並んでいます。でも、私が学生の頃、国際通りにはアパレルショップが立ち並んでいました。沖縄県民が服を買いに行くと言えば国際通りだったんです。

自転車に乗りながらお洒落なお店を見つけに行くことが楽しみで、よく国際通りをブンブン走らせていました。
裏路地に入ると、小さな古着屋や輸入雑貨店もあり、なかなか見つけられないお店を発見できると、くじ引きの当たりを引いたような嬉しさでした。

その中で、私が憧れていた美容院がありました。国際通りにある建物の2階にあって、全面大きなガラス張り。その空間だけ沖縄の雰囲気とは違い、都会にあるような洗練された外装でした。

いつもその前を通るたびに、「いつかこの美容院で髪をアレンジしてもらいたい」と思うようになりました。

そして、バイト代を貯めて、高校1年生の時に初めてその美容院の扉を開けたとき……!
思っていた通りの素敵な空間で、働いている店員さんがみんな独自のスタイルを持っていて、オシャレでカッコよく、さらに心を奪われてしまったんです。

それからはと言うと、どっぷりとこの美容院にハマってしまい、ファッションもヘアースタイルも影響を受けるようになりました。

ヘアーショーのカットモデルに

そして、この美容院での一番の思い出は、高校生時代、店長さんに声をかけてもらいヘアーショーのカットモデルとして出演したことです。

それはそれは、刺激的な一日でした!
記憶の中だと、男女合わせて10人程が選ばれていました。衣装はというと、カラーストッキングをアレンジしたトップスに、破れたジーンズ。強めのアイメイクをして、全体的にパンクロックをイメージしたスタイルでした。その姿で、ステージの上で髪をカットしてもらう演出だったんです。

ヘアーショーのカットモデルを務める高校時代のLINAさん(右)=本人提供
ヘアーショーのカットモデルを務める高校時代のLINAさん(右)=本人提供

美容師が、ステージ上で思いのままにハサミを走らせて、一つの作品を仕上げる。
切ってもらっている私は、どんな仕上がりになるのかもわからず、髪の毛の全てを捧げたのです。

ステージ上で、初めて髪を切ってもらうドキドキ感、どんな仕上がりになっているのかわからないドキドキ感!
もう心拍数の上昇が激しく、叫びたいほどでした(笑)

カットしてもらった後も、その興奮は冷めやらぬまま、各々ステージの上を歩き周ったり、ポーズをとってみたりと初めて味わう世界に虜になってしまったほどです。

モデル活動をしたいという願望は、この経験がきっかけで芽生えたのかもしれません。

ヘアーショーのカットモデルを務める高校時代のLINAさん=本人提供
ヘアーショーのカットモデルを務める高校時代のLINAさん=本人提供

ストレートからのスパイラルパーマ

そして、私は昨年の末に思い切ってヘアーチェンジをしました。
ここ何年も、ストレートのロングヘアーに愛着が湧いてしまい、なかなかヘアーチェンジが出来ずにいました。

その反動のせいなのか、スパイラルパーマをかけました!
髪型を変えるだけで、やっぱり新しい自分に出会えたようで、気分も華やかになりますよね。
今は、すごく気に入っています。

冒頭でも言いましたが、やったことのない髪型は丸刈り。
いつか、いつか、一度はスキンヘッドにしてみたい願望は実は心の奥底でまだ眠っています。

果たして、これからの人生で丸刈り頭の私に出会えるのか??
そんな日がきたら、私の夢が叶ったと思って温かく受け入れてくださいね!(笑)


                  ◇

〈MAX〉NANA/LINA/MINA/REINAの沖縄県出身4人組ダンスボーカルグループ。1995年にデビュー。翌年発売のサードシングル『TORA TORA TORA』でブレーク。1997年に『Give me a Shake』でオリコン初登場1位を獲得。その後も『Ride on time』など数々のヒット曲を発表し、紅白歌合戦に5年連続5回出場。近年は音楽活動の他に、個人でのバラエティー、ドラマ、舞台出演など活動の幅を広げている。2021年に “Do Shot”と“Viva la Mambo”収録の37枚目シングル『Do Shot』をリリース。2022年1月1日に、寅年を記念して全6曲すべて『TORA TORA TORA』を収録したミニアルバム『寅 寅 寅』を配信。2022年1月11日にLINA単独の電子写真集「HAIR DANCE」を発売。2月26日開催のMAXバースデー企画「LINA BIRTHDAY Diga Diga Doo Night」生配信視聴チケットも販売中。


2022年1月11日にLINA単独の電子写真集「HAIR DANCE」を発売。(https://store.negativepop.net
2月26日開催のMAXバースデー企画「LINA BIRTHDAY Diga Diga Doo Night」生配信視聴チケットも販売中。
http://sp.rising-pro.jp/linamax/news/VFPV4pHpv7/)。

関連記事

PICKUP PR

PR記事

新着記事

CLOSE

Q 取材リクエストする

取材にご協力頂ける場合はメールアドレスをご記入ください
編集部からご連絡させていただくことがございます