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救急隊員がコンビニで飲み物買っちゃダメですか?
「救急車でコンビニに立ち寄る場合も…」 名古屋市消防局が呼びかけ
名古屋市消防局のツイートが注目を集めています。
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救急隊員がコンビニで飲み物買っちゃダメですか?
名古屋市消防局のツイートが注目を集めています。
「出動が連続し消防署に戻れない時は、救急車でコンビニ等に立ち寄り飲料水等を購入する場合があります。その際も、出動態勢は維持していますので、ご理解をお願いします」。こんな内容の名古屋市消防局の投稿が、ツイッター上で注目を集めています。猛暑の影響で出動が急増していることが背景にあるようです。広報担当者に話を聞きました。
今月26日、名古屋市消防局のツイッターアカウントが、こんなつぶやきを投稿しました。
この投稿に対して、「そんな事でクレームする方がおかしい」「気兼ねなく職務遂行して」といったコメントが寄せられ、リツイートは5万、いいねは7万を超えています。
猛暑の影響で救急出動が急増し、通常より救急隊を増やして対応していますが、1日の出動が22件となった隊もあります。
— 名古屋市消防局【公式】 (@NagoyaShobo) 2018年7月26日
そのため出動が連続し消防署に戻れない時は、救急車でコンビニ等に立ち寄り飲料水等を購入する場合があります。
その際も、出動態勢は維持していますので、ご理解をお願いします。
名古屋市消防局によると、通常は救急車42台で運用していますが、出動が多くなると臨時の救急隊を編成して最大16台を加えているそうです。
23日の救急出動件数は664件で、1日の件数として過去最多を更新。臨時編成を実施する日も相次いでいるそうです。
「クレームがあったのでツイートしたというわけではありません。猛暑の影響などで出動が増えるなか、事前に知っていただこうと投稿しました」と広報担当者は言います。
通報が相次ぐと、何時間も消防署に戻ることなく現場から現場へ移動するケースも多くなるといいます。
そのような中で、コンビニなどで飲食物を購入した際に声をかけられたり、本部に電話があったりすると隊員のストレスになることから、事前に周知することにしたそうです。
「ここまで拡散するとは思いませんでした。共感や批判のご意見もありますが、それだけ関心を持っていただき、注目される仕事なので、今後も努力していきたいと思います」
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