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『スーパーカップ』じゃないの? あのアイス、社内では別の呼び名が

明治が販売しているバニラアイス。パッケージには大きく「スーパーカップ」と書かれていますが、「実は違う名前だった」とツイッターで話題になっています。

こちらが話題の「明治エッセルスーパーカップ 超バニラ」
こちらが話題の「明治エッセルスーパーカップ 超バニラ」 出典: 明治提供

目次

【ネットの話題、ファクトチェック】

 明治が販売している、濃厚な味わいと滑らかな舌触りが特徴のバニラアイス。パッケージには大きく『スーパーカップ』と書かれていますが、「実は違う名前だった」とツイッターで話題になっています。明治に聞くと「社内では『エッセル』と呼んでいます」との回答が……。でも、CMでは『スーパーカップ』と連発していますが、なぜなのか? 明治に取材しました。

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1994年の商品がこちら。「Essel」と大きく書かれている
1994年の商品がこちら。「Essel」と大きく書かれている 出典: 明治提供

正しい名前は?


 今月11日、「『エッセル』って名前だったの!?」という文言とともに、明治のホームページ画像がツイッター投稿されました。

 この投稿に対して、「正式名称スーパーカップだとずっと思ってた」「だったら何でエッセルの文字小さいんだよ」といったコメントが寄せられ、リツイートは2万7千、いいねは2万2千を超えています。

 ホームページを見てみると、名称は「明治エッセルスーパーカップ」となっており、その由来も書かれています。

エッセルというネーミングは、エクセレント(Excellent=非常に優れた)と、エッセンシャル(Essential=絶対に必要な、基本的な、主要な)からできた造語なんです。おいしくて質の高いアイス(excellent)、いつもみんなの真ん中にある正統派アイス(essential)、という両方の意味を込めています。

 さらにホームページでは、商品パッケージの変遷も紹介。

 2005年までは、年が経つにつれて「エッセル」の文字が小さく、「スーパーカップ」が大きくなっています。それ以降は「エッセル」が少しずつ大きくなり、現在に至ります。

「明治エッセルスーパーカップ」のパッケージの変遷
「明治エッセルスーパーカップ」のパッケージの変遷 出典: 明治提供

明治に聞きました


 パッケージの変遷には、どういった経緯があるのか? 明治の広報担当者に話を聞きました。

 ――この商品の正しい名称は

 「正式名称は『明治エッセルスーパーカップ』となります」

 ――略すならどっちを呼ぶのがよいですか

 「社内では『エッセル』と呼んでいます。できれば『エッセル』と呼んで欲しいのですが、お客さまのなじみのある方で呼んでいただければと思います」

 ――年々スーパーカップの文字が大きくなった理由は

 「味の濃さが『スーパー!』、ボリューム感が『スーパー!』という商品の特長を押し出すべく、スーパーカップの文字を大きくしていた時期もありましたが、『スーパーカップ』の名称が浸透してきたため2009年くらいから、『エッセル』のロゴを大きくしています」

 ――CMではスーパーカップを連発していますが

 「CM制作にあたり、『エッセル』がよいのか、『エッセルスーパーカップ』がよいのか、『スーパーカップ』がよいのか、社内でも協議をしましたが、お客さまの中でより浸透している『スーパーカップ』がふさわしいと考え、CMでは『スーパーカップ』と連呼することにしました」

 ――話題になったことについては

 「話題になっているように、実はこの商品のブランドは『エッセル』なんです。知らない方が多くいらっしゃると思うので、これを機会に『エッセル』を覚えていただければ幸いです。これからも『明治エッセルスーパーカップ』をよろしくお願いします!」

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