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どん兵衛、なぜラッセンとコラボ? シャチとかき揚げ、日清に聞いた
海洋画家のクリスチャン・ラッセンさんと、カップ麺「どん兵衛」のコラボが話題になっています。
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海洋画家のクリスチャン・ラッセンさんと、カップ麺「どん兵衛」のコラボが話題になっています。
海洋画家のクリスチャン・ラッセンさんと、カップ麺「どん兵衛」のコラボが話題になっています。ラッセンさんが「かき揚げ」を「描き上げる」というダジャレ企画で、いつものタッチで本当にかき揚げを描いたのです。なぜラッセンさんに依頼したのか? 日清食品ホールディングスに話を聞きました。
日清が7日に公開した特設ページ。絵筆を持ったラッセンさんの写真の下に「クリスチャン・ラッセン かき揚げを、描きあげる」と書かれた文字、そして、このページのためにラッセンさんが描いた絵が現れます。シャチの群れの後ろに、月のようにかき揚げが輝いています。
その下には、ラッセンさんの署名とともに、こんなメッセージも書かれています。
7日午前、「どん兵衛」のツイッター公式アカウントが「どん兵衛×ラッセン奇跡のコラボ」とつぶやくと一気に拡散。
「この発想はなかった」「ラッセンというより脱線」「ラッセンの世界観にかき揚げが違和感無い」といった声が相次ぎ、リツイートは3万1千を超えています。
また、どん兵衛のかき揚げのイラストをツイッター投稿して応募すると、抽選で1人にラッセンさん直筆の習字「海豚(イルカ)」をプレゼントするそうです。
なぜラッセンさんにコラボを依頼したのか? 日清食品ホールディングスの広報担当者に話を聞きました。
――ラッセンさんに依頼したきっかけを教えてください
「『日清のどん兵衛 かき揚げ天ぷらうどん』の具材である、厚みのある『鬼かき揚げ』の人気がとても高く、ネットでも写真付きで投稿されることが多かったため、『かき揚げを描き上げる』というプロモーションのコンセプトワードから発想して、ふさわしい人を選びました」
――なぜラッセンさんだったのでしょうか
「1976年に発売した『日清のどん兵衛』は、今年、発売40周年を迎えました。そこでどん兵衛と同じ、『デビュー40周年』である、世界的な海洋画家のラッセンさんにお声掛けいたしました」
――「かき揚げ」と「描き上げ」はやはりダジャレなのでしょうか
「はい」
――コラボする上で工夫した点は
「かき揚げをいかに『描き上げ』ていただくか?という点ですね」
――注目してほしい点は
「ラッセンさんも動画でコメントしていますが、かき揚げのサクッとした感じに注目してほしいです」
――ラッセンさんが描いたのはかき揚げのみですか?
「全て描きあげてもらいました」
――特設ページ内のコメントや『描き揚げ講座』は、ラッセンさん自ら手がけたのでしょうか
「はい」
――プレゼントをイルカの絵画ではなく、習字にした理由を教えてください
「申し訳ございませんが、ノーコメントでお願いします」
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