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今年も24時間うそマラソン! 笑うタカラトミーのエイプリルフール

4月1日に日付が変わった直後から、1時間に1本のペースでエイプリルフールのうそをツイッターに投稿している企業があります。

24時間うそマラソンで投稿された画像
24時間うそマラソンで投稿された画像 出典: タカラトミーのツイッター

目次

 「セミの人生ゲームを発売」「最終面接でジェンガを使用します」「幹部平均年齢は2歳を目指します」――。4月1日に日付が変わった直後から、1時間に1本のペースでエイプリルフールのうそをツイッターに投稿している企業があります。人生ゲームやリカちゃん人形で知られるタカラトミーです。自社商品をネタにしながら1日で24本を投稿する「24時間うそマラソン」。昨年に続いて今年も実施している理由や狙いを聞きました。

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前日に予告


 3月31日夜、タカラトミーのツイッター公式アカウントが、こうつぶやきました。

 「【今年もやります】明日はいよいよ、とにかく何も信じられなくなる「あの日」ですね… 弊社でも4/1 0:00より #エイプリルフール でツイートします。ご期待ください…!! 」


最初の投稿はこちら


 そして、日付が変わって最初に投稿されたのがこちら。

 「【役員人事に関するお知らせ】弊社はより子どものニーズを理解するため、役員の一斉若返りを決議いたしました。幹部平均年齢は2歳を目指します」



 リンク先へ飛ぶと、1歳で社長になった富山玩具郎さんをはじめとした役員の紹介や、「理念」「組織体制図」などが並んでいます。

【トップメッセージ】
そろそろ、おむつをかえてほしい。

えこひいきを、こどもに。
いつも、ほしいおもちゃを
ぷれぜんとしてもらえる、
りそうのせかいにする。
るーきーしゃちょうですが
ふぁぼもらえるように
るーるまもって、がんばる。
(※縦読みすると「えいぷりるふる」=「エイプリルフール」となっています)

【理念】
なにもしなくても、おもちゃをかってくれるひとをふやす
おねだりすれば、おもちゃをかってくれるひとをふやす
なけば、おもちゃをかってくれるひとをふやす
おもちゃはかってくれなくても、たかいたかいをしてくれるひとをふやす

4月1日のために準備された、うその「理念」
4月1日のために準備された、うその「理念」 出典: タカラトミーのホームページより
4月1日のために準備された、うその「組織図」
4月1日のために準備された、うその「組織図」 出典: タカラトミーのホームページより

タカラトミーに聞きました


 最初の投稿以外にも、「タカラトミーアーツ代表取締役社長にNON STYLEの石田明が就任」「『理科ちゃん』人形の発売が決定しました」といったつぶやきのリンク先にも特設ページを準備するなど、なかなか手の込んだ仕掛けになっています。

 どうしてここまでこだわるのか? タカラトミーの広報担当者に話を聞きました。

 ――なぜ24時間うそマラソンを始めたのでしょうか

 「エイプリルフールが定着してきたこともあり、遊びや楽しさを提供する会社として、企業文化を発信するいい機会になるのではないかと考えて、昨年実施しました。前回の反響が大きかったこともあり、今年も継続しました」

 ――社内の反応は

 「ユーモア好きな社長からも『面白い!どんどんやろう』と後押ししてもらっています」

 ――今年の反響は

 「今年から、いくつかのツイートに対してうその特設ページを開設したのですが、予想を超えるアクセスをいただいています。昨晩は殺到してつながりにくい状態になってしまいました。申し訳ないことですが、とてもありがたいです」

 ――本日夜まで続きますが、見どころは

 「24個考えるのに頭をひねって、とても苦労しました。ぜひ最後まで楽しみながら見守ってください」

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