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動物園で「流しアジ」、ペンギンが挑戦中 なぜアジ?その理由は…
長野県にある小諸市動物園のフンボルトペンギンたちが、「流しそうめん」ならぬ「流しアジ」に挑戦中です
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長野県にある小諸市動物園のフンボルトペンギンたちが、「流しそうめん」ならぬ「流しアジ」に挑戦中です
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長野県にある小諸市動物園のフンボルトペンギンたちが、ちょっと変わった企画に挑戦中です。「流しそうめん」ならぬ「流しアジ」です。上から流れてくるアジを横一列に並んで食べるのですが、飼育係の動きを見て狙いを定めるペンギンもいれば、一番下で待ち構えて「おこぼれ」を狙うペンギンも。ところで、なぜ「流しアジ」なのか? そこには長野県ならではの理由がありました。
7月末、小諸市動物園がtwitterで「流しアジはじめました!!」とつぶやき、facebookに動画をアップしました。
8月の土日 ペンギンのもぐもぐタイム第2弾
11:30~11:45 「流しアジはじめました!!」 暑い毎日「流しそうめん」ならず「流しアジ」でペンギンたちに食べてもらいます。 pic.twitter.com/n50tsVh3HU
— 小諸市動物園 (@komorozoo) 2015, 7月 31
先ほど紹介した『流しアジ』の動画です!まだ始めたばかりで練習段階ですが、上手につるっと食べています(^^)v
Posted by 小諸市動物園 on 2015年7月31日
ネット上では「よく見ると目が笑ってない。でも可愛い」「もうちょっと距離が長いと面白いかも」と話題になっています。
なぜ、流しアジなのか? 疑問を解消すべく飼育係の吉川晶子さんに聞きました。
――いつから始めたんですか?
「1年前から企画していて、今年スタートしました。昨年からペンギンたちが散歩してエサを食べる『もぐもぐぺたぺたタイム』を始めて、徐々に人に慣れてきたこともあって挑戦しました」
――流しアジは毎日見ることができますか?
「実施しているのは、8月の毎週土曜・日曜のみです。時間は11時30分~11時45分です」
――千葉の市川市動植物園がやっている「流しカワウソ」は意識しましたか?
「まったく考えていませんでした」
――なぜアジだったんですか?
「ペンギンがアジしか食べないわけではありません。長野県は海に面していないため、安定して供給できるのがアジだったため、普段からエサとしてアジをあげているためです」
――けっこう話題になっています
「すごい反響があってビックリしています。ペンギンは動くものに興味があるので、いつもと違って流れてくるエサを楽しんでいるようです。このかわいい姿をぜひ見に来てください」