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ネタのタネ

1日の利用客数が10万人以上の全駅へのホームドア設置を推進します

by 小田急電鉄株式会社

  • 提供:PR TIMES

小田急電鉄株式会社(本社:東京都新宿区 社長:星野 晃司)では、ホーム上における安全性向上のため、1日の利用者数10万人以上の全11駅にホームドアを設置いたします。


当社では、これまでも内方線付き点状ブロックの設置やホーム先端部の塗装などにより、ホーム上における安全性向上のための施策を推進してきました。
ホームドアにつきましては、2012年度に新宿駅急行ホームに設置し、2020年度を目標として代々木八幡駅から梅ヶ丘駅の6駅へのホームドアの設置を計画しております。今般、2022年度までに1日の利用者数10万人以上の駅へ優先してホームドアの設置を進めていくことといたしました。
ホームドアの設置については、2016年12月に国土交通省から示された「駅ホームにおける安全性向上のための検討会(中間とりまとめ)」の整備方針に則り実施するもので、今後、国および関係 自治体との三位一体の取り組みにより、鋭意進めてまいります。


■ホームドア設置計画(年度については使用開始目標)
1 今回新たに対象とした設置予定駅

今回新たに対象として設置予定駅

2 既に公表している設置予定駅

既に公表している設置予定駅

[参考]当社1日の利用者数10万人以上の駅(2016年度実績 11駅)
新宿、代々木上原、下北沢、登戸、新百合ヶ丘、町田、相模大野、海老名、本厚木、大和、藤沢

■安全性向上への現在の取り組みと今後の予定
1 転落事故防止対策
(1)内方線付点状ブロック
従来の点状の突起に加え、ホーム内側部分に線状の突起を設け目の不自由なお客さまに対してホームの内側が分かるようにしたもの。
工事中の代々木上原を除く69駅で整備が済んでいます。
内方線付点状ブロック

(2)ホーム固定柵の設置
「駅ホームにおける安全性向上のための検討会(中間とりまとめ)」の整備方針に基づき、新宿、小田原、藤沢、片瀬江ノ島、唐木田の5駅に、線路終端部側の列車の止まらない箇所へホーム固定柵を2017年度中に設置します。
ホーム固定柵

(3)CP(Color Psychology)ラインによるお客さまの転落防止(赤丸内)
お客さまにホーム端であることを視覚・心理的に注意喚起し、線路転落や列車への触車防止を図るため、一部の駅にCPラインを導入しています。
CPライン

(4)車両連結部への外幌の設置
乗車時の転落を防ぐため、全編成の連結部分に外幌を設置しています。
先頭車同士の連結部分については外幌の設置はありませんが、3000形の一部およびMSE(60000形)において自動放送による注意喚起を行っています。
車両連結部の外幌

2 お客さまの列車との接触防止対策(ホーム注意喚起システム〔赤丸内〕)
点状ブロック(黄色い線)より線路側にいらっしゃるお客さまをセンサーで検知し、列車がホームへ進入および発車する時または、列車が停車していない時などに注意喚起放送を行うシステムを一部の駅・ホームに設置しています。
ホーム注意喚起システム

3 お客さま転落時の安全対策
(1)列車非常停止ボタン
お客さまが線路に転落した場合など、当該地点に接近している列車を緊急停止させる「非常停止ボタン」を全駅に備え付けています。
非常停止ボタン

(2)転落物検知装置
曲線ホームなど車両とホームの隙間が広く開いてしまう箇所にはお客さまが転落した場合に列車を緊急停止させるため「転落検知マット」を設置しています。

4 その他(お客さまへの声かけ)
目の不自由なお客さまや、お困りのお客さまに対して積極的に声かけを行うよう、駅係員、乗務員が取り組んでいます。あわせて、お手伝いが必要なお客さまは、駅係員にお気軽にお申し出いただけるよう駅構内での放送を実施しております。

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