ネタのタネ
企業のLGBTへの取組み評価指標『PRIDE指標 2017』を発表。7月3日(月)から募集開始へ。
by 認定NPO法人グッド・エイジング・エールズ
- 提供:PR TIMES
6月9日(金)16時半から『PRIDE指標 2017』説明会を開催。5つの各指標内に評価項目を細分化して再設定。
任意団体work with Prideは、2016年に日本初の企業におけるLGBTへ取組みの評価指標「PRIDE指標」を策定しました。第2回目となる2017年度、取組みの範囲やレベルをより具体的に知ることができるよう、各指標内に評価項目を細分化。今後は、6月9日(金):『PRIDE指標 2017』説明会、7月3日(月):募集開始、9月15日(金):募集締切、秋:『wwP 2017 セミナー』での結果およびベストプラクティス発表、というスケジュールで日本全国からの参加を促し、企業・団体等の枠組みを超えてLGBTが働きやすい職場づくりを日本で実現することを目指します。
◆◆『PRIDE指標 2017』について
任意団体work with Pride(以下、wwP)は、2016年に日本で初めてとなる、企業・団体等におけるLGBTなどの性的マイノリティ(以下、LGBT)に関する取組みの評価指標「PRIDE指標」を策定しました。
第1回目の昨年度は、ワーキング・グループの立ち上げおよび各指標の内容について議論を重ねました。第2回目となる2017年度は、昨年度策定した指標をもとに、PRIDE指標運営事務局内で議論の上、各指標をよりわかりやすく項目を分け再定義しました。
指標の根幹はそのままに、各企業・団体等の取組みの範囲やレベルをより具体的に知ることができるよう、各指標内に評価項目を細分化して設けました。(評価項目については、参考資料をご覧ください。)
なお、『PRIDE指標 2017』に関する今後のスケジュールについては、下記を予定しております。
◇2017年 6月1日(火):『PRIDE指標 2017』発表
◇2017年 6月9日(金):『PRIDE指標 2017』説明会 (※詳細は下記を参照ください)
◇2017年 7月3日(月):募集開始
◇2017年 9月15日(金):募集締切
◇2017年 9月16日(土):採点開始(指標運営委員会)
◇2017年 9月30日(土):採点終了、表彰企業決定および通知開始
◇2017年 秋:『wwP 2017 セミナー』にて、結果およびベストプラクティス発表
◆◆『PRIDE指標 2017』説明会について
説明会は、以下を予定しております。説明会の参加は表彰制度の応募にかかわらず任意です。
日時: 2017年6月9日(金)16:30~17:30(16時開場)
場所: 日本アイ・ビー・エム株式会社(東京都中央区日本橋箱崎町19-21)
申込方法: wwPウェブサイトより、必要事項記入の上、申し込み。
www.workwithpride.jp/prideindex/infosession2017
◆◆『PRIDE指標 2017』指標への表彰制度に対する募集について
wwPでは2017年7月3日(月)から9月15日(金)まで、本指標に対する企業・団体等の取組み内容を募集いたします。取組みの優れた企業やベストプラクティスについては、今秋に開催予定の「work with Pride 2017」セミナーで発表する予定です。
◇応募資格
日本法に定めのある法人格を有する法人が、応募できます。(例:民法上の組合、社団 法人および財団法人ならびに会社法上の各種会社、各種特別法に定められる各種法人、 地方公共団体等)
日本法人と資本関係のあるなしにかかわらず、外国法に定めのあるいわゆる外国会社 は応募主体とはなりえず、その取組みは採点対象に含みません。(例:国外の親会社、子会社等)
ただし、いわゆる反社会的勢力でなく、反社会的勢力との関係等がない企業および団体に限ります。
なお、自社の子会社またはグループ会社を含めた「○○グループ」としてのグループ会社連名での応募は、当該各会社において、各指標への回答が全く同様となる場合のみ、可能とします。
◇応募方法
wwPのウェブサイトより、所定の応募用紙(電子ファイル)をダウンロードし、必要事項を記入の上、エクセルファイルまたはPDFファイルの形式で、wwP PRIDE指標運営委員会まで、Eメールにてお送りください。評価は従業員301人以上と、従業員300人以下の会社に分けて実施しますので、応募用紙の従業員数の項目にも必ずご回答ください。
応募用紙の記入方法については、当該電子ファイル内に掲載された記入例をご参照ください。指標内に特別の記載がない限り、原則2016年10月1日~2017年9月30日の1年間における取組みまたは状況についてのみ記載可能とします。
応募期限は、2017年9月15日(金)17:00とし、応募Eメールのタイムスタンプにより、日時を確認します。
応募企業が多数となった場合は、採点企業数を先着順で限定させていただく場合がございます。何卒ご了承ください。
※wwPウェブサイト:www.workwithpride.jp/prideindex/download2017
※提出先Eメールアドレス:apply@workwithpride.jp
※会社のセキュリティ上、上記ウェブサイトにアクセスできない、または所定の応募用紙のダウンロードができない、といった場合には、wwP PRIDE指標運営事務局までお問い合わせください。contact@workwithpride.jp
◇採点および集計
採点は、応募いただいた回答をもとに、wwP PRIDE指標運営委員会において公正かつ公平に行われます。5つの指標について、各指標内で2項目以上の要件を満たしていれば1点が付与されます。要件を満たしているか否かは、理由記載欄に記載された内容をもって判断します。すべての指標を満たせば5点満点となります。なお、取組みの実態が申請内容と合致しているか否かにつき、確認のために、PRIDE指標運営委員会より応募者に対して連絡を差し上げる場合があります。
wwP PRIDE指標運営委員会は、任意団体wwPの構成団体のうち、非営利組織である、認定特定非営利活動法人法人グッド・エイジング・エールズ、特定非営利活動法人虹色ダイバーシティの2者で構成されます。指標運営委員会は非公開です。
集計も指標運営員会で行い、結果を分析しレポート冊子にまとめる予定です。記入いただいた取組み内容は、事前に承諾をいただいた上で、wwPウェブサイトおよび当該レポート冊子上でご紹介する場合がございます。
◇結果通知および発表
採点の結果は、結果が出次第、順次各企業・団体等にお知らせします。
work with Pride 2017セミナー会場において、5点獲得企業・団体はゴールド、4点獲得企業・団体はシルバー、3点獲得企業・団体はブロンズとして、表彰します。
表彰の様子、表彰結果については、後日、wwPウェブサイトにおいて公開されます。
◇応募に際する留意事項
応募にあたって、以下の留意事項をよく読み、同意いただいたうえで、応募ください。応募いただいた時点で、以下(1)および(2)に同意いただいたものとみなします。
(1)情報の取り扱いについて
a.本応募用紙に記載の情報は、指標運営委員会による採点および集計にのみ利用します。当該情報が、指標運営委員会以外に開示されることはありません。
b.お送りいただいたエクセルファイルまたはPDFファイルは、返却いたしません。
(2)ベストプラクティスについて
記入いただいた取組み内容の中から、指標運営委員会が特に優れていると判断した事項につき、ベストプラクティスとしてwwPウェブサイトおよび上記レポート冊子に掲載、または毎年秋に開催しているwwPセミナーにて紹介させていただきます。ただし、その際には、事前に掲載または紹介について承諾をいただきます。
(3)採点について
指標運営委員会による採点は、あくまで応募内容が指標に合致しているかという観点でのみ行われます。取組みの実態が申請内容と合致しているか否かにつき、確認のために、指標運営委員会より応募者に対して連絡を差し上げる場合がございます。万が一、採点結果公表後、応募内容と取組みの実態が異なることが判明した場合は、応募を取り消させていただく場合がございます。
◆◆『PRIDE指標 2017』詳細について
◇指標の目的(2016年度と同様)
wwPが目指す「企業・団体等の枠組みを超えてLGBTが働きやすい職場づくりを日本で実現する」ために、以下の目的で本指標を活用することを考えています。
1.企業等に、LGBTが働きやすい職場の要件を認識いただき、社内施策を推進するためのガイドラインとして活用いただくこと。
2.毎年、本指標に対する企業等の取組み状況や取組み事例を募集し、優れた企業を表彰することで、LGBTが働きやすい職場づくりを応援すること。
3.募集した取組み事例の中から、ベストプラクティスを可能な範囲で公開して、LGBTが働きやすい職場づくりの定着状況や具体的な方法を、広く社会に認識いただくこと。
本指標の名称は、LGBTの人々が誇りを持って働ける職場の実現を目指して、「PRIDE指標」といたしました。5つの評価指標の名称も、PRIDEの各文字に合わせて、
1. Policy (行動宣言)
2. Representation (当事者コミュニティ)
3. Inspiration (啓発活動)
4. Development (人事制度・プログラム)
5. Engagement/Empowerment (社会貢献・渉外活動)
としています。
なお、2017年度は取組みの範囲やレベルをより具体的に知ることができるよう、各指標内に評価項目を細分化して設けています。今後も、日本企業の推進状況に応じて、年単位で適宜、評価指標を見直していく予定です。
◇5つの指標設定の背景(2016年度と同様)
<Policy: 行動宣言>
企業や団体の中の一部の人が取り組むのではなく、全体で取り組む課題であることを社内外に理解してもらうことが重要と考え、設定しています。
<Representation: 当事者コミュニティ>
社内に当事者コミュニティや相談窓口があることで、当事者は同じ悩みを共有したり、適切な専門家へ相談したりすることができます。また、一人では伝えづらいような職場環境に関する要望も、コミュニティとして人事部等に伝えることができるという観点から、設定しています。
<Inspiration: 啓発活動>
LGBTに対する理解が進むことで、差別的取り扱いがなくなり、LGBTの社員もLGBTでない社員も気持ちよく働ける職場環境を整えていくことが重要と考え、本指標を設定しています。
<Development: 人事制度、プログラム>
LGBTの社員も、LGBTでない社員と同等の取り扱いとなるような対応、またトランスジェンダーの社員向け対応を、福利厚生等の整備により出来る範囲から実施していくことが重要であると考え、設定しています。
<Engagement/Empowerment: 社会貢献・渉外活動>
LGBTが暮らしやすい社会を実現するために、企業は、社内の施策だけでなく、他社、NGO/NPO、行政等、様々なステークホルダーと連携して行動を起こすことが重要であり、社会への大きな効果を期待することができます。このことから本指標を設定しています。
◇本指標の引用・営業活動への利用について
指標の参照・引用:
出典(work with Pride PRIDE指標2017)を明示の上、参照、引用ください。
企業・団体内での(チェックリスト等としての)活用:
出典(work with Pride PRIDE指標2017)を明示の上、企業・団体内でご活用ください。
指標の解説書発行・セミナー開催等:
事前に事務局(下記)まで必ずご一報ください。
※wwP PRIDE指標運営事務局(contact@workwithpride.jp)
◇work with Prideとは
2012年に日本アイ・ビー・エム株式会社が、国際NGOヒューマン・ライツ・ウォッチと共同で日本でのLGBT従業者支援に関するセミナーを企画したことから始まりました。後に、LGBT当事者が中心になって活動している認定特定非営利活動法人であるグッド・エイジング・エールズと特定非営利活動法人虹色ダイバーシティが加わりました。
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