ヨッピー:これは読者から頂いた話です。その人が福岡に転勤になって、友達もいないし地理もわかんないし困ってたら、先輩社員が「じゃあ、一緒に友達作ろうぜ」って、サーフィンとかキャンプとか飲み屋さんとかに連れてってくれて、本当に友達がたくさん出来たんですって。結婚した奥さんもそのつながりで知り合ったとか。
高山:ああ、カッコいいですね。でもこれ、ヨッピーさんもやりますよね。色んな人紹介してくれる。
ヨッピー:そう。僕も結構やるタイプなんですけど、僕は心が弱いので、自分が紹介した人同士が僕抜きで遊びに行ったりしてるのを見るとめちゃめちゃ落ち込むんです。
高山:呼ばれないのは人望が無いからですよ。
ヨッピー:だからこそ落ち込むんですよ。
ヨッピー:こちらも頂いたエピソードです。酒癖が悪い直属のA課長が居て飲み会が憂鬱(ゆううつ)だった時に、別部署のB課長が「ここ、空いてるよ」って別の部署なのに席に入れてくれて、その時に「どうせ覚えてないんだからあんなの相手しなくていいよ」ってB課長が言ってくれたっていう。
高山:あー、一言でスッと救ってくれる系ですね。
ヨッピー:ちなみにこの酒癖の悪いA課長は左遷されたそうです。まともな会社なら、ダメな人はちゃんといなくなるからすごい。僕が新卒で入った会社で、唯一嫌いだった理不尽な上司も飛ばされてそのうちいなくなったからなぁ。
高山:ほかにも「駅でベビーカーをササっと当たり前みたいに支えてくれた」とか「体調悪い時に席を譲ってくれた」とか、簡単でカッコいいエピソードもありますね。
ヨッピー:僕、わりとそういうことをやるタイプなんですけど、ちゃんと後で感謝されてるか確認したいですね。電車の席だとそもそも座らずに他の人に譲ることもあるけど、「あ、譲ってくれたんだ」って気づいてほしいなって。
高山:他人の善意に気付かない人はいますからね。
ヨッピー:そう。だから僕の後ろにくっついて、「今、あの背の大きい人があなたに席を譲りましたよ」って教えてまわる付き人が欲しい。
高山:一気にダサくなった。