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お金と仕事

新聞印刷の司令塔に潜入せよ!〜工程管理部編〜

センパイ、教えて! 朝日プリンテックの「情熱みなぎる仕事魂を見よ!」Vol.2

PR by 朝日プリンテック

目次

朝日新聞の印刷をはじめ、さまざまな印刷を行っている総合印刷会社、朝日プリンテック。全国八つの工場で毎日同じ品質で印刷し、一軒一軒のお客様に新聞をお届けするためには、安定した設備、そして社員一人ひとりの熱い思いと技が不可欠だ。そこで新入社員の朝日花子が、センパイ社員から“仕事魂”を学ぶために、東京工程管理部と名古屋工場を訪れた(全3回シリーズ)。

4コマ漫画で知る、工程管理部魂

東京工程管理部を訪れた朝日花子。ここでは、東日本を中心とした朝日新聞の工程管理を担っている。工程管理部とは、紙面データの確認から各工場の稼働状況、各販売所への配送までを一貫して管理する部署。この部署が工程を見守り、何かトラブルがあった場合は各部署に指示を出し迅速に対応しているからこそ、新聞を毎日決まった時間にお客様にお届けすることができる。まさに新聞製作工程の司令塔だ。

トラブルがあると「よし、きた。俺に任せろ!」と燃える

にこやかに仕事の面白さを語る小川さん
にこやかに仕事の面白さを語る小川さん
【お話を聞いた人】
東京工程管理部 小川喜輝さん
2003年朝日新聞社入社。朝日プリンテック東京工程管理部のなかで主に「輸送グループ」を担当。
——新聞印刷の工程管理とは、どのようなお仕事なのでしょうか。

一言でいうなら、「時間通りに新聞を届ける仕事」でしょうか。印刷する紙面データを受け取ってから、印刷してトラックで各販売所まで届けるまでの全工程を管理しています。例えば今日の新聞は、どこの印刷工場でどのくらいの部数を刷り、刷り上った新聞をどのトラックで何部積み、どのルートで運ぶか。その流れのすべてを決め、把握している部署です。何かトラブルがあった場合は、できるだけ時間通りに新聞を届けるための解決策を考えて指示し、遅れる場合は運送会社や販売所の一軒一軒に連絡をします。私がいる東京工程管理部は、朝日新聞の大阪本社以外の北海道、東京、名古屋、九州の工程管理を把握しています。東京本社に至っては、輸送まで行います。

——いわば、新聞印刷の司令塔ですね。けれど、新聞は毎日ページ数も変わるし、急なニュースが入ってくることもありますから、何があるかハラハラしそうですね。

そうですね。ページ数や速報などもそうですが、輪転機のトラブルや、地震や台風などによる輸送の遅れなどもあります。私は今、輸送グループという新聞を積んだトラックが販売所へ到着するまでを見届ける仕事をしていますが、ここで多いトラブルは、渋滞や通行止めによる遅れです。特に冬の時期は積雪、夏は台風による通行止めには気をつけます。東京が管轄しているトラックは約500台。そのすべてにGPSを付けて、モニターで今どこを走っているのかを見ています。それと同時に、高速道路の渋滞情報や、ニュース、天気予報などあらゆる情報を精査して、一番良いルートを指示します。

——道路状況は毎日変わり、何かしらトラブルがありそうです。対応力が求められますね。

日誌に「順調」と書けるのは、週に1、2回程度ですかね。一番多いのは、事故や工事、行楽などによる高速道路の渋滞。いつ、どこで発生するか分からない。渋滞がひどい時は、新聞を印刷する工場を変えて、そこに輸送トラックを回して、別のルートを探して運ぶこともあります。対応力を養うには、輪転機の知識、道路網の把握、それにかかる時間の予測ができることが必要です。こういうと、とても大変そうで嫌な仕事だと思ってしまうかもしれませんが、私自身はこの仕事がとても好きでやりがいがある。トラブルがあると「よし、きた。俺に任せろ」って、少々熱くなりますね(笑)。
 

「朝起きたら、まず新聞を取りに行く」大切な日常のリズムを支えている

いくつもの道路情報から輸送ルートを決める
いくつもの道路情報から輸送ルートを決める
——一日の仕事の流れを教えていただけますか。

基本は朝刊と夕刊を見届けて終了というパターンです。だいたい午後4時から5時に出社して、今日はどんな紙面構成なのかを確認しているうちに、紙面データが送られてきて、輪転機が稼働し始めるのが夜9時30分ぐらいかな。最終版は夜中の2時過ぎに印刷が終わると、トラックに積み込んで出発。道路状況に注視しながら、すべての販売所に新聞が届くまでを確認し終わるのが早朝の4時ぐらい。そこから仮眠を取って、夕刊も同じような工程を確認して、帰るのが夕方ですね。

——長い勤務時間ですね。夜勤もありますし、辛くはないでしょうか。

いや、私には逆に好都合です。若い時からとにかく朝が苦手で、大学も絶対に1限は取らなかったほどです。だから、午後にゆっくり出社できる仕事を選んだというのもあります(笑)。満員電車にも乗らなくていい。帰らずに仮眠もできるし、お風呂もあるし、社内の雰囲気も良いから、苦に感じたことはありません。仮に夕方5時に会社を出ても、出社は次の日の夕方だからゆっくり眠れます。現在は、新型コロナウイルスの感染拡大で、週に1回のペースでリモートワークも取り入れています。

——先ほど「やりがいがある」とおっしゃっていました。どのような点に誇りを感じていますか。

「一日は、まず新聞を取りに行くことから始まる」という読者もいます。新聞を日々のリズムにしているんですね。朝、仕事に出る時までに新聞が届いていなかったら、その方にとってはもうその朝刊はニュース性を失ってしまう。だからこそ、私たちが時間通りに届くように最善の策を尽くす。読者の皆様のいつもと変わらない日常を支える仕事だと思っています。それでも時には、どうしようもないトラブルで新聞が届けられなかったこともあります。強く印象に残っているのは、2014年2月に太平洋側で記録的な大雪が降った時。山梨県の中央道と国道20号が完全に止まって、トラックが立ち往生してしまいました。主要道路がまったく動かず、さらに雪はすぐに溶けるわけではないので、トラックを出しても、出してもダメで、しまいには先発が戻ってこられないから、もう出すトラックもなくなり……。結局、2、3日分の新聞が届けられませんでした。

——そういう時は、新聞を破棄してしまうのですか。

いえ、日は遅くなっても届けました。「もういらない」といってくる販売所もあったのですが、朝刊小説などの連載ものを楽しみにしている方がいたり、囲碁・将棋戦をスクラップしていたりする読者もいらっしゃるので、少なくても希望している方には届けて欲しいとお願いしました。

——何げない日常は、支えている人がいてこそ成り立っているんですね。

私たちの仕事は決して表に出ることはありません。それでもときどき、SNSなどで「こんな雪の日に新聞を届けてくれてありがとう」というメッセージを目にすると、うれしくなります。もちろん、このメッセージは新聞を配達している人に向けてなんだろうけれど、そう思ってもらえることがうれしいですし、あらためて自分の仕事が誰かの役に立っていることを実感しますね。

 
「朝日プリンテック」公式サイトはこちら  https://asahi-pt.co.jp/
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