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お金と仕事

“最後は人の手”が美しさのひけつ!〜印刷部編〜

センパイ、教えて! 朝日プリンテックの「情熱みなぎる仕事魂を見よ!」Vol.1

PR by 朝日プリンテック

目次

朝日新聞の印刷をはじめ、さまざまな印刷を行っている総合印刷会社、朝日プリンテック。全国八つの工場で毎日同じ品質で印刷し、一軒一軒のお客様に新聞をお届けするためには、安定した設備、そして社員一人ひとりの熱い思いと技が不可欠だ。そこで新入社員の朝日花子が、センパイ社員から“仕事魂”を学ぶために、東京工程管理部と名古屋工場を訪れた(全3回シリーズ)。

4コマ漫画で知る、印刷魂

名古屋工場は東海地域で唯一朝日新聞を印刷している工場であり、最新の輪転機を備えている。朝日プリンテックのカラー印刷技術は高く、国際的にも権威が高いINCQC(国際新聞カラー品質クラブ)の2012年国際コンテストで世界1位を獲得したほどだ。輪転機は自動化が進んでいるが、品質の高い紙面としていくために必要なのは、やはり職人の手とプライド。朝日新聞の品質は今日も職人が支えている。

新聞紙面の美しさに秘めた職人の技とこだわり

刷り上がった紙面を確認する小野田さん
刷り上がった紙面を確認する小野田さん
【お話を聞いた人】
名古屋工場製作部員(印刷担当) 山﨑智力さんと小野田龍偉さん
山﨑さん2019年入社。小野田さん2020年入社。名古屋工場で印刷を担当。
——お仕事の内容を教えてください。

山﨑 新聞輪転機の印刷担当です。工場で受信した紙面データから版を作り、それを輪転機にセットすることからはじまります。輪転機はほとんどオートメーション化されていますが、版を取り付けるのはいまだに職人の仕事です。新聞輪転機は、幅1m63cmもある非常に大きなロール状の紙に、スミ(黒)、シアン(青)、マゼンタ(赤紫)、イエロー(黄)の順番で印刷し、この4色が重なりカラーの新聞が出来上がります。輪転機は1時間で約8万部の印刷能力があり、1秒間に22部の新聞を印刷している計算です。目では印刷紙面が確認できない速さですね。

——ほぼオートメーションなら、職人の技も必要ないのでは。

小野田 いえいえ、職人技がなければ印刷の美しさは保たれません。特に重要な仕事は、「見当」と「色調整」ですね。版を輪転機に取り付けるのは手作業なので、そこで微妙なずれが起きると、4版の色がきれいに重ならなくなります。これが版ズレによる「見当不良」といわれるものです。版ズレになると、印刷した色文字のエッジや写真がぼんやりしてしまい、読みにくくなったり、美しいカラー表現ができなかったりして、紙面の品質が落ちてしまいます。また色調整は、システムで制御されたインキ量データをもとに、職人が経験と勘で色のバランスを取ることです。どちらも繊細な作業なので、機械の自動化に頼るのは難しいですね。高品質の紙面を維持することが、職人の腕の見せどころといってもいいのではないでしょうか。

——その作業を、高速で印刷している間に行っているのですか。

山﨑 はい。あまりに品質の悪いものは、機械のセンサーが検知して弾いてくれるのですが、それだけでは高品質な印刷は保たれないので、刷り上がってくる紙面を途中で取り出し、ルーペでチェックしながら人の手で調整を加えていきます。調整を加えている間も輪転機は回っていますから、時間との勝負でもあります。そのため「これでいい」という瞬時の判断力も必要になってきますね。印刷する部数が多ければある程度は印刷時間を稼げるので、その間に調整ができますが、朝日プリンテックでは小ロットの印刷も請け負っています。例えば数千部のものなら、ほんの数分で印刷が終わってしまいます。ぐずぐずしていると調整しきれず刷り終わってしまうことも……。実は僕は調整がうまくいかなくて、3千部をまるまる無駄にしてしまったことがあります。

小野田 僕も失敗経験がありますね。本当に輪転機は奥が深い。毎日、毎日が経験ですね。輪転機は3人1チームで動かしていますが、微調整の判断は自分でしても、紙面全体の品質はチームで確認するようにしています。いろいろな角度から確認することで、品質を保つ努力をしています。

——名古屋工場では新しい新聞輪転機も設置されたと聞きました。

山﨑 そうですね。専門的なことをいうと難しい話になってしまいますが、より高速で印刷できる輪転機を導入しました。通常、輪転機はトラブルを起こさずに、しかも美しく刷るために、ある程度余裕をもった速さで回しています。ただ、トラブルがないわけではないし、新聞を決まった時間にお届けするため、時にはフル回転で運転しなければならないこともあります。新しい輪転機は印刷速度が上がったぶん、品質を保つための対応力も広がったといえます。また、今までより使用する資材を削減できているので、環境面への配慮も進んだと思います。
 

「毎日同じ時間に、同じ品質の新聞を届ける」という誇り

束ねて出荷する工程を作業する山﨑さん
束ねて出荷する工程を作業する山﨑さん
——この仕事のだいご味ややりがいは、どんな点ですか。

山﨑 だいご味は、やはりあの大きな新聞輪転機を自分が動かしていることでしょうか。語弊があるかもしれませんが、「失敗して覚える」という感覚的な経験の積み重ねが職人としては欠かせない成長というか……。輪転機はまだまだわからないことも多いし、これからも勉強しなくてはいけないことはたくさんあります。だからこそ、面白いんです。まさに職人の仕事ですよね。しかも朝日プリンテックは失敗も受け入れてくれる会社で、「次の経験として生かしてもらえればいい」といってくれます。もちろん、その場では怒られますけれど(笑)。でも、成長するチャンスは用意してくれている気がします。

小野田 輪転機はチームワークも非常に大切です。僕は高校卒業と同時に入社し、それこそ社会人としての知識もまったくゼロでの入社でしたから、最初はコミュニケーションの取り方さえ難しく感じていました。でも経験を積むと同時に、一人前としてチームに加わっている今は、コミュニケーションも取れるようになって仕事全般的にやりがいを感じています。

——どんな時に、この仕事のよろこびを感じますか。

小野田 2年目になって、やっと先輩たちにまともに付いていけるようになったことですかね。輪転機はまだまだ覚えることが山ほどあるけれど、それでも先輩に「ここ、よくできたじゃないか」といわれるとうれしくて。調整の腕も上達してきて、ピタッとあったりすると「よし、きた!」ってなりますし。今が楽しいです。

山﨑 そうそう、調整がうまくいった時はうれしいよね。調整がうまくいかなくて印刷が遅延してしまった次の日にうまくいくと、特にそう。「あ、やっぱり、この設定はうまくいった」と思う時があります。

——新聞印刷は、時間にも厳しいお仕事ですね。

山﨑 僕らが自分で作った新聞が毎日定刻通りにお客様に届くというのは、やりがいにもなっていると思います。ちゃんと時間を守って一定の品質を保つ。それがプライドにつながっているかな。鉄道の運転士さんじゃないですけれど、エッセンシャルワーカーのように日常を支えているという実感は、やりがいにもつながっていますね。
「朝日プリンテック」公式サイトはこちら  https://asahi-pt.co.jp/
 
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