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センター街にトマト直売所? 「メルカリShops」で地方から全国へ

PR by 株式会社ソウゾウ/メルカリグループ

メルカリShopsに出店した「まるかじり農園」のシャッター広告
メルカリShopsに出店した「まるかじり農園」のシャッター広告

目次

 東京・渋谷センター街に、野菜の直売所が出現?と一見思わせるリアルな広告が10月7日、空き店舗のシャッターに登場しました。描かれているのは、トマトを専門に育てている岐阜県高山市の「まるかじり農園」。この日から「メルカリShops」がサービスの本格提供をスタートしたのに合わせ、出店者として7日間の期間限定で3D広告を展開しています。
 
 家族で営む農園の様子や、収穫したトマトの写真などを使って、「メルカリShops」上の店舗がバーチャルで表現されました。QRコードから実際にトマトを購入することも可能です。若者の街に突如現れた野菜直売所は注目度も高く、スマホの撮影スポットと化していました。
 
 「まるかじり農園」を経営する石垣拓さん(34)は、渋谷を訪れた経験はなし。リモートでの取材に「自分たちの写真が掲載されるのは、何とも不思議な感じがします。トマトづくりは、まるかじりして食べてもらえることにこだわって、安心・安全や鮮度を意識しています。都会の若い人たちにも、うちのトマトをまるかじりしてほしいですね」と答えてくれました。

コロナ禍で出荷先を失い、普段の感覚で使えるネットショップを選んだ 

 長引くコロナ禍で、多くの店舗が一時休業や閉店に追い込まれました。対面での営業や販売が難しくなった現在、ネットで商品を販売するEC(電子商取引)は、小規模事業者が苦境を乗り越えるための有効な手段の一つとなっています。
 
 農家などの生産者も例外ではありません。「まるかじり農園」は今年春、大きな出荷先を失ってしまいました。コロナ禍の影響で、取引する企業の野菜加工工場が閉鎖せざるをえなくなり、これまでの流通ルートで売ることができなくなったのです。
 
1日の寒暖差が大きい岐阜県高山市では、養分を十分に吸ったトマトが実るという
1日の寒暖差が大きい岐阜県高山市では、養分を十分に吸ったトマトが実るという
 2014年に「まるかじり農園」を開業し、数年前には共同出荷団体を立ち上げて、農協以外にも販路を広げてきた石垣さんでしたが、ECには今まで着手していませんでした。ネットで直接販売する方法を模索した末に、選んだのは「メルカリShops」。2歳になる娘さんの衣服などの売買に「メルカリ」を普段から利用しており、同じような感覚でかんたんに始めやすい、というのが理由でした。

 「僕はいつも畑にいるので、登録などの作業がスマホですべて済むのはありがたかったですね。家に戻ってパソコンを使う必要がなく、スマホで撮った写真を加工してアップしたりして、気軽にゲーム感覚でやれるのはすごいところ」と石垣さん。通常の「メルカリ」と違うのは、決めた価格で売買するため値下げ交渉がないという点で、問い合わせの対応に追われることも少ないそうです。

 販売するのは、2017年から栽培が始まったトマト「麗月(れいげつ)」。果肉がしっかりと厚くフルーティーで、甘さと酸味のバランスも良いのが特徴です。熟するまでは皮が硬めなため輸送時に割れにくいうえ、品持ちが良いので、通信販売に向いている品種でした。
 

“訳あり品”が意外に人気、ネットでの気づきを次に生かす

石垣拓さん(中央)と妻の育恵さん(左)、アルバイトのななちゃんの3人で農園を切り盛りしている
石垣拓さん(中央)と妻の育恵さん(左)、アルバイトのななちゃんの3人で農園を切り盛りしている
 8月から「メルカリShops」に先行出店した「まるかじり農園 直売所」は、6日間で約10万円の売り上げを達成。意外にニーズが高かったのが、変形や日焼けなどをした“訳あり商品”で、「味が変わらなければ、消費者の方々は訳ありでもあまり気にしないのかなと気づきました」と石垣さんが言う通り、人気商品となっています。
 
 「今までお客様の声を直接聞くことはなかったので、レビューには一喜一憂していました。写真がわかりにくいとか、指摘を受けたものは改善しながら運営してます。味に関して悪い意見がなかったのは、自信になりましたね」
 
「まるかじり農園 直売所」の画面
「まるかじり農園 直売所」の画面
 商品のページは、在庫数を増やせば新しいページを作らなくてもそのまま使えますが、写真や商品ラインナップを変えるなど、売れるための工夫を石垣さんは重ねています。収穫がない秋以降に向けて、トマトを使った加工品や染め物など、新しい商品の開発も進行中。EC初心者であってもいろいろ挑戦しやすいのは、「メルカリShops」ならではの特徴と言えるでしょう。

「かんたん」で「見つけてもらえる」場所をお店に提供

 ネットでの買い物が当たり前になったとはいえ、生産者や小規模事業者にとってECを始めるのは難しいのが現状です。経済産業省の調査(※)によると、日本全体のEC化率は8.08%にとどまっています。さらに、「メルカリShops」を運営する株式会社ソウゾウが今年4月に調べたところ、生産者(n=824)の約9割、小規模事業者(n=824)の約7割がECサイトを未開設で、ECサイトを開設している小規模事業者のうち、売上状況が「売れている」と回答したのは25.3%に過ぎませんでした。
※ 経済産業省(2021年7月)「令和2年度産業経済研究委託事業(電子商取引に関する市場調査)」全ての商取引金額(商取引市場規模)に対する、電子商取引市場規模の割合

 ECサイトで売れない理由として最も大きな課題が「ECサイトへの集客ができていない」。他の理由には「知見・ノウハウがない」「人材がいない」「時間がない」など、ECに力を割く余裕がないという課題が挙げられています。
 
山形県の「伊澤商店」のシャッター広告
山形県の「伊澤商店」のシャッター広告
 これら2つの課題の解決に貢献しようというサービスが「メルカリShops」です。月間約2,000万人(2021年9月単月数字)を超える人々が利用しているメルカリアプリにお店を開設できるということは、独自に集客をしなくても顧客の基盤があることを意味します。さらに、AIによるマッチングで、商品を求める利用者にお店を見つけてもらいやすくしています。
 
 ECに手間ひまをかけられないという課題は、スマホ1台でかんたんに出店や出品ができることで、ハードルは大きく下がります。初期費用や月額費用は無料で、販売手数料はメルカリと同じ10%というわかりやすい料金も、手軽に始めやすいポイントの一つです。
 
 同社の石川佑樹CEOは「メルカリの特徴の『かんたん』に使えて『多くの人に見つけてもらえる』場所を、お店の方にも提供したいと考えたのが『メルカリShops』です。今までネットでは手に入らなかった良いものを売るお店が少しでも増えることで、商品との出会いや買い物の体験をより豊かにして、皆さまの毎日にちょっとした喜びや共感を届けられたらと思います」とコメントしています。
 

「メルカリShops」は、誰一人取り残さないECを目指す

 今回のシャッター広告は、10月10、11日の「デジタルの日」に先駆けて、「誰一人取り残さない、人にやさしいデジタル化」を表現したものでもあります。「まるかじり農園」のように、地方から「メルカリShops」に出店した3つの事業者も今回、渋谷駅周辺でのシャッター広告に参加しました。
愛媛県の「遠藤味噌醤油醸造場」のシャッター広告
愛媛県の「遠藤味噌醤油醸造場」のシャッター広告
 愛媛県の「遠藤味噌醤油醸造場」は、創業から180年以上続く老舗で、国産の素材を使ったしょうゆと麦みそをアピールしています。家族経営のため、今までECには積極的ではありませんでしたが、「メルカリShops」ならかんたんにできそうだと初めて出店しました。北海道から沖縄まで全国から注文があり、地元では想定していなかった食べ方も紹介され、驚きの連続だったそうです。

 山形県の「伊澤商店」は、事業の柱であるロッジや飲食店がコロナ禍に直面し、売り上げが約3割に減少。物販に力を入れるため、漬物や自家燻製のナッツの土産店を「メルカリShops」に出店しました。店を紹介する労力がかからず、顧客のリアクションが早いのが良かったとのことで、商品を買った人に観光で来てもらうことへとつなげる相乗効果も期待しています。

 兵庫県の「丹波篠山近又芦屋」は、「メルカリShops」を知った翌日にさっそくスタートし、丹波篠山産の黒枝豆や丹波栗、特別栽培米など、人気の農産物や菓子を販売しています。店舗や他のECサイトなどは客層がほぼ女性なのに対して、男性の購入者も多く、商品を1個から買ってもらいやすいそうです。
 
兵庫県 の「丹波篠山近又芦屋」のシャッター広告
兵庫県 の「丹波篠山近又芦屋」のシャッター広告
シャッター広告に貼ってあるQRコードから「メルカリShops」上の店舗にリンクできる
シャッター広告に貼ってあるQRコードから「メルカリShops」上の店舗にリンクできる
 中小事業者や個人事業主なども含めて「誰一人取り残さない」EC化を、「メルカリShops」は目指そうとしています。「まるかじり農園」の石垣さんは「中小の会社などもネット販売の第一歩として始めやすい環境だと思うので、まずはやってみてほしいですね。『メルカリShops』」で買うお客さまはどんな方々なのか、実は僕自身もまだ把握できていません。でも、客層が多種多様でどんな商品が伸びるのか分からないからこそ、一度参入してみる価値があると思います」と話しています。
 
 「メルカリShops」では本格提供に合わせ、10月7日から12月31日まで、「メルカリShops」のすべての出店者を対象に、販売手数料が無料となっています(上限あり。詳細は下部概要を参照)。併せて「メルカリShops」で買い物をした人に向けても、異なるお店で購入するたびに還元率が上がるポイント還元キャンペーンが実施中です。ぜひこの機会に「メルカリShops」を利用してみては。
 
株式会社ソウゾウの石川佑樹CEO(10月7日の記者発表会で)
株式会社ソウゾウの石川佑樹CEO(10月7日の記者発表会で)
「メルカリShops 出店応援 販売手数料無料化(10/7~12/31)」概要
 
■期間:2021年10月7日(木) 10:00〜2021年12月31日(金)23:59
■概要:期間内に「メルカリShops」で売れた商品の販売手数料が無料
■対象条件:期間内に購入と発送通知が行われた取引
※ 購入もしくは発送のどちらかが期間外の場合、手数料無料対象外となります
※ 1回の決済が10万1円以上の取引は対象外となります
※ 手数料無料の対象になるのは、1ショップ売上合計10万円までとなります
■詳細:詳しくはこちらをご確認ください

  「メルカリShops 購入応援 最大50%還元 (10/7~10/20)」概要
 
■期間:2021年10月7日(木) 10:00〜2021年10月20日(水)23:59
■概要:期間内に「メルカリShops」で購入した金額の一部をポイント還元。店舗が増えるごとに還元率がアップします(上限合計P4,000)
1店舗目:20%ポイント還元(上限P1,000)
2店舗目:30%ポイント還元(上限P1,000)
3店舗目:40%ポイント還元(上限P1,000)
4店舗目:50%ポイント還元(上限P1,000)
■対象条件:期間内に購入と購入したお店の評価が行われた取引(期間終了後、10日以内に評価を実施する必要があります)
■詳細:詳しくはこちらをご確認ください

 
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