話題
レゴ(R)で育む子どもの創造力。大人はどう関わればいい? 社員座談会
PR by レゴジャパン株式会社
――まずは、お子さんを持つ親の目線で感じる“レゴの魅力”を伺いたいです。
Mさん:私は自分の子どもにレゴを買ってあげようと思ったとき、あまりに商品のラインナップが幅広くて感動しました。自分が子どものときに遊んでいた「レゴ デュプロ(※1)」しか知らなかったけど、「実はサイズも色も形もこんなに選べるのか!」って。
Fさん:いろんなシリーズがありますもんね。それから、レゴって積み木の延長みたいなイメージをもたれているけど、実は仕組みもめちゃくちゃ面白いんです。例えば、車を組み立てると「このギアが動くとこのタイヤが回るんだ」みたいな“構造”が見えてくる。組み立てているときには「なんでこんなところにこのパーツが入るんだろう?」って思うけど、実は内側でそれがすごく重要な役割を果たしているんですよね。
Bさん:そういう部分こそレゴのこだわりですよね。一体化したパーツだったらすぐに車が完成するけれど、それじゃプラモデルと変わらない。だから、車ひとつ作るにも、既存のパーツを駆使して組み立てることで、「このパーツをこんな使い方もできるんだ!」という発見にもつながります。さらに、最近ではちゃんとリアルな外装のデザインパーツも用意しているんです。……すみません、レゴが好きすぎて熱く語っちゃった(笑)
Tさん:実は私、レゴで遊ばないまま大人になってしまったんですよね(笑)。ただ、小さいころから絵を描くのが好きだったからか、ものを2次元でとらえる癖がついていて。でも、子ども時代にレゴに触れていたら、ものを3次元で見たり考えたりする力が養えたんじゃないのかな、って思います。
Mさん:たしかに、昔からレゴで遊んでるうちの娘は、2Dより3Dに強い傾向がありますよ。算数でも、足し算とかより立体図形のほうが得意。遊んでいるうちに、空間認知能力みたいなものが身についてくるんでしょうね。
――実際に、お子さんとはどんなふうにレゴ遊びをしていますか?
Fさん:うちの子はまだ3歳なので、説明書を見て作るというより、自由に組み立てて遊んでいます。テレビで出てきたキャラクターやアイテムをレゴでそれっぽく作って、そのまま“ごっこ遊び”をするとか。
Bさん:レゴには正解がないから、いろんな遊び方ができるんですよね。説明書はあるけれど、それはあくまで“ひとつのガイド”だし、子どもが自由に作っていい。たった6個のブロックで9億パターンのアヒルができるくらい、自由なおもちゃなんです。
Mさん:うちの娘なんてもはや、おままごとの野菜炒めの具にして遊んでいることもありますよ(笑)。家を作るにしても、大人だったら土台や屋根にしか使わないプレート(※2)を、あえて立てて壁にするとか。思いもよらない遊び方を見ると、自分の娘のありのままの発想力や創造力ってこんなにすごかったんだ! と感じます。
Tさん:子どもの創造力に制限をかけないように、レゴはいろいろと工夫しているんですよね。例えば、人間のフィギュアが黄色いのは、どの人種の子どもも自分を投影しやすいように。実際にこんな真っ黄色の人はいないからこそ、ニュートラルなんです。同じように、どの商品でも「男の子向け」「女の子向け」などとは言わないし、固定観念を植え付けないように気をつけています。
――レゴで子どもの創造力をさらに伸ばしていくために、大人はどう関わればいいと思いますか?
Mさん:私は、娘の作品を絶対に否定しないようにしています。「すごい色の組み合わせだ……」などと驚くことはたくさんあるけど(笑)、顔に出さない。「これはこの色であるべき」といった大人の固定観念を押しつけないようにしています。むしろ「どうしてこの色と形にしたの?」と、彼女の中のストーリーを聞いてあげるんです。そうしたら「これはお菓子の国の住人でね……」なんて話が広がる。それから、作品の写真を撮って保存しておくのも、娘の小さなモチベーションにつながっているみたいですね。
Fさん:「すごいね!」ってただ褒めるのもいいけど、子どもの世界に乗っかるのもいいなって思います。一緒にごっこ遊びをして想像をふくらませながら、盛り上がれる。
Bさん:一緒に遊ぶの、大事ですよね。ブロックだけ渡して「自由に遊んでいいよ」と言っても、子どももなかなか難しい。家族で「パパはこうかなぁ」「僕はこう!」なんて言いながらアイディアを出し合うと、お互いに刺激をもらえる気がします。
Kさん:「お手本になるようなものは作れないから」って身構えちゃう親御さんも多いみたいだけど、適当にブロックを組み合わせるだけで十分なんですよね。「ちょっと作ってみたけど、何に見えるかな?」なんて会話を重ねることで、子どももイマジネーションが湧いてくるので。
――レゴで遊ぶ経験は、これからの時代に子どもたちをどう助けてくれそうですか?
Fさん:レゴは組み立てて崩して、また新しい作品を作り続けられるもの。遊んでいるうちになにか失敗しても、前向きにやり直せる向上心が身につく気がします。そういう気持ちって、大人になっても大事ですよね。
Bさん:自分のアイディアを表現する力や、表現したものを周りに伝えるコミュニケーション力も磨かれると思いますね。とことん工夫したり、レゴで作ったものを周りに説明したりする場面って、遊んでいるとしょっちゅうありますから。家族で一緒に何かを作れば、協調性も生まれるし。
Tさん:レゴが大切にしている「Joy of Building(創ることの楽しさ)」と「Pride of Creation(創ることの誇り)」 って、家族で共有できるものなんですよね。一生懸命ひとつの作品をつくる楽しさや、出来上がった作品を誇らしく感じる気持ちは、いい思い出にもなるでしょうし。
Mさん:人種や性別に対して「何事も多様性があっていいんだ」という感覚も、小さいころから体感できると思います。大人になっても、その感覚をふとしたときに思い出してもらえたらうれしいですね。
Kさん:「創造力を磨くと問題解決能力が高まる」とはよく言われるけれど、それって社会問題のように大きな課題だけじゃないんですよね。ある国で、モンスターが怖くて一人で寝られなかった男の子が、それを克服するためにレゴで小さなモンスターを作ったんですって。で、そのレゴモンスターと遊んでいるうちに、だんだん「僕の守護神だ」と思えてモンスターが怖くなくなり、一人で寝られるようになったという。世界のあちこちの家庭の日常にレゴがあって、身近な問題解決にも役立っているんだなって思いました。
Fさん:あっ、あともうひとつ。僕は子どものころ、お片付けができなくて一度レゴを捨てられた経験があるんですけど……その反動でお片付けが上手になりました(笑)。そういう学びもあると思います!
「LEGO」という社名は、デンマーク語で「よく遊べ」を意味する「Leg Godt」をもじったもの。今回のグローバルキャンペーン『Rebuild the World ―創造力が、世界を変える』にも、子どもたちの遊びを大切にする理念がよく表れています。10月には「#みんなのレゴユニコーン」チャレンジを開催。その応募作品の一部が、10月31日付け朝日新聞全国版朝刊の全面広告で紹介されました。
「子どもは、世界のこれからを創っていく“未来の担い手”です。だからこそ、レゴでよく遊び、無限の創造力を育んでほしい。そうした想いから生まれたのが『Rebuild the World ―創造力が、世界を変える』キャンペーンです。
ひとつのお題に基づいて、世界中の子どもたちに自由にレゴで作品を作ってもらうなど、さまざまな企画を用意しています。例えば今回日本で実施した「#みんなのレゴユニコーン」チャレンジでは、『ユニコーン』というひとつのお題でも、本当にいろんな作品が集まりました。レゴブロックを通して発揮される一人ひとりの創造力を、目の当たりにしていただきたいです」と、語ってくれたPR担当のTさん。
【開催日】
11月14日(土)
【参加方法】
① レゴジャパン公式Twitterアカウント(@LEGO_Group_JP)をフォロー。
② 11月4日に投稿されたキャンペーン告知の投稿をRT。
【備考】
先着で1000名がオンラインイベントに参加できます。 イベントの様子はレゴジャパン公式Twitterアカウントからライブ配信もされるので、ぜひご覧ください。