今年で音楽活動50周年を迎える細野晴臣。
日本語ロックの伝説的バンド「はっぴいえんど」から、世界に衝撃を与えた「YMO」、そしてソロへと連なる自身の音楽活動はもちろん、映画音楽や楽曲提供など様々な活動を通じ、日本の音楽シーンを牽引してきました。
この秋、50周年記念プロジェクトとして「展覧会」「映画」「ライブ」「音楽」と、多面的な細野晴臣の魅力を体感できるイベントが次々と開催されます。「芸術の秋」は、ぜひ細野さんに会いに行きませんか。

まるごと「細野」の50周年展覧会「細野観光」は、六本木ヒルズで開催

本展は、細野のロック・テクノ・ワールドミュージックなど多岐にわたる音楽家としての一面だけでなく、映画やアート・楽器・玩具など、多様な関心事を貴重な展示品とともにご紹介。デビュー50年の軌跡を、年代ごとに追った壮大なビジュアル年表や、テーマごとに括った5つの展示構成の中をまるで「観光」するように巡ることができます。
それぞれの時代で起きた現象や歴史、そして文化などにどのように直面し、どのような音楽や世界観を描いてきたのか、楽器コレクション、音楽ノート、インタビュー集、ブックコレクションなどの様々な展示品を通して、唯一無二の「細野ワールド」をご体験いただけます。

細野晴臣デビュー50周年記念ドキュメンタリー映画『NO SMOKING』は 11月公開
幼少期の音楽との出会いを皮切りに、「はっぴいえんど」「YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)」での活動、そしてソロとしての音楽活動など、細野晴臣の足跡をたどることができるドキュメンタリーが製作されました。
さらに近年の活動にもカメラは完全密着。2018年台湾公演を皮切りに、ロンドン、NY、LAで開催されたワールドツアーの模様などの映像も余すところなく盛り込まれ、普段見ることができない細野晴臣の音楽活動の一端が垣間見える内容となっています。ロンドン公演では高橋幸宏、小山田圭吾が参戦、坂本龍一も飛び入り参加し、5年ぶりにYMOメンバーがそろった奇跡の演奏の瞬間が映し出されます。
音楽と煙草と珈琲と散歩を愛する細野さん。誰もが愛さずにはいられない細野晴臣の人間性と音楽を凝縮した記念作品となっています。いくつになっても楽しいことを追い求める細野晴臣の音楽と人間味があふれた、まさに「ミュージック・ライフ・ドキュメンタリー」です。
《細野晴臣 コメント》
自分の映画が出来上がって上映されるとは夢のようですが、同時に悪夢だとも思えます。何故生きている間にこんなことになったのかといえば、今年になって50年も音楽生活を続けてきたせいでしょうか。このような映画を自分で作ることはできません。製作陣の熱意があってこそ実現したものであり、自分も観客のひとりとして見ることになります。しかし到底客観的な評価などできるはずもありません。どうか見た人が少しでも得ることがあるように、と祈るばかりです。

50周年記念ライブは11月30日、12月1日に東京国際フォーラムで。見逃せない1夜限りの特別公演

詳しくは公演HP(https://haruomihosono50.com/)でご確認ください。
Day1 細野晴臣50周年記念特別公演
[日程]11月30日(土)
[会場]東京国際フォーラム ホールA
[開場]17:00 [開演]18:00
[出演]細野晴臣
[BAND]高田漣(Gt)/ 伊賀航(B)/ 伊藤大地(Drs)/ 野村卓史(Key)
Day2 細野晴臣イエローマジックショー3
[日程]12月1日(日)
[会場]東京国際フォーラム ホールA
[開場]17:00 [開演]18:00
[出演]細野晴臣 and more…
[チケット]
券種/料金
・HOCHONOシート/¥15,000(税込)
・S席/¥9,800(税込)
・A席/¥7,800(税込)
※3歳以上 要チケット
※HOCHONOシート
・お席は客席前方の“HOCHONOエリア”になります。
・50周年記念特別グッズ付き(詳細後日発表)
細野晴臣 ベストアルバムが2作連続リリース。選曲は星野源と小山田圭吾 !

8月発売の「HOSONO HARUOMI compiled by HOSHINO GEN」(全38曲収録)と、9月25日発売の「HOSONO HARUOMI compiled by OYAMADA KEIGO」(全34曲収録予定)はともに2枚組。曲目などの詳細は公式サイト(https://www.jvcmusic.co.jp/-/News/A019206/39.html)をご覧下さい。

ほその・はるおみ 1947年東京生まれ。音楽家。1969年「エイプリル・フール」でデビュー。1970年「はっぴいえんど」結成。73年ソロ活動を開始、同時に「ティン・パン・アレー」としても活動。78年「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」を結成、歌謡界での楽曲提供を手掛けプロデューサー、レーベル主宰者としても活動。YMO散開後は、ワールドミュージック、アンビエント・ミュージックを探求、作曲・プロデュースなど多岐にわたり活動。