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勤労感謝の日こそ伝えたい、ニッポンの働く人々からのメッセージ

提供:大塚製薬株式会社

小豆島の井上誠耕園で働く方々。オリーブの生育から製品作り、販売まで行っている
小豆島の井上誠耕園で働く方々。オリーブの生育から製品作り、販売まで行っている

目次

 祝日の中でもマイナーな扱いを受けがちな「勤労感謝の日」。11月23日は、休める人も、休めない人も、とりあえずは「お疲れ様」「ありがとう」と、お互いに感謝の気持ちを伝えられる日になるといいですね。

 最近は「働き方改革」が話題になっていますが、働き方と言っても津々浦々、人さまざまです。周りの人たちの働き方はもちろん、自分とつながりのある人々の働き方を、感謝の想いとともに見つめ直してみるのも良いかもしれません。そんな全国の働く人たちの想いをつないでいこうと、大塚製薬の「オロナミンC」が彼らの笑顔と熱いメッセージをお伝えしています。

「勤労感謝の日」の由来は、農作物の実りへの感謝

 そもそも、勤労感謝の日の起源は、飛鳥時代に始まったとされる「新嘗祭(にいなめさい)」にあります。農作物の実りに感謝する収穫祭として、今でも宮中や全国の神社で儀式が取り行われています。

新潟の稲穂
新潟の稲穂

 新嘗祭が終わるまでは、その年の新米を食べないという習慣もあったそう。今でも、農作物や肉、魚などへの強い想いは、生産した人たちに脈々と受け継がれているはずです。その想いを知れば、豊かに彩られた食卓にも感謝の気持ちが湧いてくるのではないでしょうか。

育てた牛が肉になって、命をいただくっていう意味の『いただきます』。この職について、その言葉を強く感じるようになりましたね
(鹿児島県・指宿の畜産農家、大川夏樹さん)
指宿の畜産農家、大川夏樹さんと牛
指宿の畜産農家、大川夏樹さんと牛

 全国のさまざまな職業の人から集められたメッセージから、今回は生産者の声をピックアップ。香川県・小豆島のオリーブ農園・醤油蔵のみなさんと、新潟県の米農家のみなさんの、笑顔と一緒にお届けします。

おいしいオリーブや醤油を、小豆島から届けたい

 地中海にも似た、温暖で雨の少ない瀬戸内海式気候。小豆島は、約100年前に日本で初めてオリーブが栽培され、国内最大のオリーブ生産地として知られています。オリーブオイルの高い品質が評価されて、食品だけでなく化粧品も生産しているほどです。

井上誠耕園の海を望む風景
井上誠耕園の海を望む風景

 オリーブの収穫は、いかに素早く、傷つかないように行うかが大切。油を搾るのも、一つ一つを人の手で行う繊細な作業です。約5000本のオリーブを植えている井上誠耕園では、忙しい収穫の秋を迎えていました。

小さい木からずっと大きくなって実がなり、オイルになり、成長の全部を見ていけるってことが、元気の源かな。オリーブが好きだから(笑)
(香川県・井上誠耕園、濱中雅哉さん)
おいしいオリーブオイルの食べ方は「醤油と混ぜて、それをご飯と一緒に握る」と話す濱中雅哉さん
おいしいオリーブオイルの食べ方は「醤油と混ぜて、それをご飯と一緒に握る」と話す濱中雅哉さん

 小豆島出身の濱中さんにとって、オリーブとは「生きがい」そのもの。「次の世代につながっていく育て方を大事にしたい」と話してくれました。一方で、愛知県から7年前に移住した小川憂樹夫さんは、1年の中でも最も楽しみにしているのを「収穫したオリーブを搾った時の香り」と語ります。

おいしいオイルを搾りたいという、すごい強い思いがあります。いい果実を作らないと搾れない。だから日々オリーブと向き合っています
(香川県・井上誠耕園、小川憂樹夫さん)

 醤油造りも、小豆島では400年以上続く伝統です。桶(こが)と呼ばれる木桶で熟成させるのが特徴。桶それぞれが独自の風味を醸し、その味わいを全国のファンが求めています。ヤマロク醤油は、登録有形文化財にも指定された名門の醤油蔵。5代目社長の山本康夫さんたちにもお話を伺いました。

ヤマロク醤油の集合写真 -->ヤマロク醤油で働く方々。左から4番目が代表の山本康夫さん
ヤマロク醤油の集合写真 -->ヤマロク醤油で働く方々。左から4番目が代表の山本康夫さん
醤油は主役にはなれない。そのかわり、無くてはならないものだと思う。うちはおいしい醤油をつくって、陰でひっそり支えれば良いと思っています
(香川県・ヤマロク醤油代表、山本康夫さん)
箱をあけて、手にとって、お醤油の味に感動していただいて、お客様が手にとった時の笑顔が頭の中で浮かびます
(香川県・ヤマロク醤油、𠮷岡敦子さん)

 ヤマロク醤油でもそろそろ、今シーズンの仕込みが始まる頃。小豆島も冬を迎えようとしています。

米づくりの未来に懸ける、新潟のベテラン&若手

刈り取りする時の何とも言えない感触。思った以上に今年は取れ高がいいという感触。収穫の歓びは、肌でわかりますね
(新潟県・株式会社 新潟農園、代表 平野栄治さん)

 日本一の米どころ新潟でも、今年は夏の天候不順もあって、米の収穫量はまずまず。それでも農家の人たちは丹念に世話を続けて、コシヒカリなど品質が良くおいしい米を国内外に届けています。

木津みずほ生産組合の集合写真 -->木津みずほ生産組合の方々。撮影時期は稲刈りの季節
木津みずほ生産組合の集合写真 -->木津みずほ生産組合の方々。撮影時期は稲刈りの季節

 木津みずほ生産組合は、新潟市の旧横越村で近隣の米作り農家が集まって効率化を目指し、1986年に設立した農事組合法人。代表の坪谷利之さんは58歳になった現在も現場に出て、生まれ育った故郷の土と向き合っています。

やっぱり土と水、阿賀野川から、雪解け水が地下浸透してさ、ミネラルを運んでくるわけさ。冷たい水でゆっくり育つからうまいんだがね
(新潟県・農事組合法人 木津みずほ生産組合、代表 坪谷利之さん)

 15年後にもし体を壊したとしても、病院から複数のコンバインを遠隔操作で動かしたいと抱負を語る坪谷さん。まだ若手に譲るつもりはありません。

「日本で一番おいしく米を研げます」と自信を見せる坪谷利之さん
「日本で一番おいしく米を研げます」と自信を見せる坪谷利之さん

 今年で22歳になる玉木亮太さんは、農業の専門学校を卒業して2年目。「学校で習ったことだけだと上手くいかなかったり、場面場面で経験っていうのが生きる仕事。天気だったり自分で抑えられない時にどうできるかとういのも、面白味かなと思います」と、農業の魅力をあらためて感じたそうです。「いつかは自分の作ったお米がおいしいと言われたい」と、ベテランたちの背中を見ながら学ぶ日々です。

 4年目の古澤拓也さんは「意外と周りも若い人が多くて。農家はこういう人たちが働いているんだというのを見てほしい」と語ります。「日本の食卓に欠かせない存在なんで、これからも作れる限りは食べてもらいたい」と、米作りへの想いを話してくれました。

近所に配達に行った時、『今年の米はおいしい』って言われるとうれしいし、やりがいを感じます。やっぱり農家の仕事はいいなと
(新潟県・農事組合法人 木津みずほ生産組合、古澤拓也さん)
ルレクチェのピークは12月。「冬にしか食べられないですけど、おいしいですよ」と話す古澤拓也さん
ルレクチェのピークは12月。「冬にしか食べられないですけど、おいしいですよ」と話す古澤拓也さん

 今シーズンの稲作を終え、11月の古澤さんは、収穫した西洋梨のルレクチェの熟成を担当。甘い香りに囲まれながら、出荷に向けて管理に忙しい毎日を送っています。

感謝の気持ちがつながって、日本を元気に

 オロナミンCが出会ったのは、石巻の漁師、鹿児島の畜産農家、志摩スペイン村の清掃スタッフ、埼玉の長距離トラックドライバーほか、みなさんのまぶしい笑顔です。そこには、「おいしいものを届けたい」「よろこんでくれる人がいるから」という、働く人たちの熱い想いがあふれていました。

石巻の漁師のみなさん(左)と、志摩スペイン村の清掃スタッフのみなさん
石巻の漁師のみなさん(左)と、志摩スペイン村の清掃スタッフのみなさん

 そんな彼らと私たち。お互いに顔を見ることはできません。「おいしい」「ありがとう」の気持ちを、直接届けるのは難しいことです。でも、想いはどこかで、きっとつながっています。

 私たちの普段の仕事も、「ありがとう」と想ってくれる誰かがいるんだと考えたら、やりがいが断然増していきます。ココロの「ワーク・ライフ・バランス」を保つきっかけの一つは、「ありがとう」という感謝の想いなのかもしれませんね。

 その仕事は、日本の元気。働く人たちの想いがつながれば、日本をもっと元気に、笑顔にしていくことができるはずです。オロナミンCは、日本の元気を応援するために、これからも、もっと、全国の頑張っているみなさんの「笑顔」と「ありがとう」を届けていきたいと考えています。

 合言葉は「つながっていこう、ニッポン!」。次はみなさんの街に現れるかもしれません。

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