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映画『追憶』公開記念で岡田准一、小栗旬らが新聞紙面で対談
提供:東宝
岡田准一、小栗旬。数々の映画やドラマに出演し、今や日本を代表する若手俳優の二人。相まみえるのは、数々の日本映画の名作を世に送り出してきた、降旗康男監督と木村大作キャメラマン。5月6日に公開される映画『追憶』の出演者とスタッフが、本作に対する思いや本音をぶつけあい、日本映画への夢を語り合う。そんな対談企画が、4月21日(金)の朝日新聞と毎日新聞の朝刊でスタートしました。
『追憶』は、日本映画界のレジェンドである降旗監督と木村キャメラマンの最新作。『駅 STATION』(1981)、『居酒屋兆治』(83)、『鉄道員(ぽっぽや)』(99)などで知られる黄金コンビが、高倉健さんが亡くなって以来久々の復活です。
主演を務めるのは、『永遠の0』(2013)、『海賊とよばれた男』(16)などで重厚な演技を見せてきた岡田さん。舞台や監督などにも活動の幅を広げる小栗さんのほか、柄本佑さん、長澤まさみさん、木村文乃さん、安藤サクラさん、吉岡秀隆さんら若手の実力派キャストを迎え、本格的なヒューマンサスペンスが完成しました。
公開を記念した新聞企画は、朝日・毎日両紙ともに計4回。朝日新聞では、岡田さんと木村キャメラマンの対談が連載されます。撮影中は毎日のように夕食を共にしていたという二人ですが、岡田さんは「お会いするまでは緊張感がありました」と振り返ります。
現在の主流の撮影スタイルとは異なり、テスト1回・本番1回という降旗・木村組の撮影手法にも話は及びます。岡田さんは「現場には、刀で斬り合うような一発勝負の潔さと美しさがありました」と語っています。
木村キャメラマンは、その意図を「スタッフも含めて、この一発にかけるという意気込みが現場全体にあれば、おのずとその一回に最高の力が集中する」と解説しました。
次回の28日掲載の紙面では、木村キャメラマンが岡田さんの姿に重ね合わせていたある名優の面影について、トークが広がっていきます。
毎日新聞では、小栗さんと降旗監督が対談。降旗監督が若手実力派俳優との新たな映画作りへの挑戦を「楽しかったですね。若者に元気ももらいました」と振り返り、小栗さんも「ある意味自由にやらせてもらった」と語っていました。
朝日・毎日新聞ともに対談を3回連載した後に、最終回は岡田さんと小栗さんの対談が両紙に掲載されます。
映画のストーリーは、富山県の漁港で起きたひとつの殺人事件をきっかけに始まります。かつて親友だった3人が、事件の容疑者、被害者、刑事として再会。彼らの過去には何があったのか。複雑に絡みあった人生のドラマは、25年の時を経て再び交錯し、運命の歯車を回していきます。
岡田さんが刑事の四方篤、小栗さんが容疑者の田所啓太という配役。二人の会話の場面では自分たちにセリフを任されたそうです。降旗監督が若手俳優に思いを託し、日本映画に新しい歴史を刻もうとしています。
映画「追憶」公式サイト 監督:降旗康男×撮影:木村大作×主演:岡田准一 2017年5月6日全国東宝系公開.