フランスでいまもっとも愛されているシンガーをご存知でしょうか。その名も「ZAZ(ザーズ)」。あのフランスを代表する大歌手、エディット・ピアフの再来との呼び声が高いシンガーなのです。
日本でもテレビドラマ「朝が来る」(東海テレビ/フジテレビ系)の主題歌に決定したほか、NHK Eテレ「旅するフランス語」内のスペシャルコーナー「ZAZと一緒に単語を学ぼう」に出演中。いまどんどんと知名度を上げてきています。
ZAZは本名Isabel Geffroy(イザベル・ジュフロワ)。トゥール出身の女性シンガーです。2006年、ZAZはパリのピアノバーで、歌手として夜11時から朝4時までマイク無しで歌う生活を送っていたそう。ジャンルはジャズ、ブルース、シャンソン、ラテンなど歌いこなすジャンルは多様。その後、モンマルトルの街頭でストリート、ミュージシャンをはじめると、街行くほとんどの人が立ち止まり、彼女の歌に耳を傾けるようになったといいます。
そんなZAZの本格的なキャリアがスタートしたのは2010年のこと。“ハスキーボイスの歌い手”を探していたケレディン・ソルタニの募集広告に応募したのがきっかけでした。ソルタニはZAZに楽曲「Je veux(私の欲しいもの)」を提供し、その後にレーベルPlay Onからファースト・アルバムがリリース。その奇跡の歌声を武器に、スターダムを一気にかけあがっていったのです。
こうしてZAZは現在、世界でもっともアルバムが売れているフランス人ミュージシャンの一人となりました。ファースト・アルバム『モンマルトルからのラブレター』、セカンド・アルバム『RECTO VERSO』は世界50ヵ国で、4年間で計300万枚以上の売上を記録!
そのほかカナダのフェリックス賞、フランスの歌謡大賞「Victoire de la Musique」、ヨーロッパ・ボーダー・ブレーカーズ賞、フランスの新人賞「prix Constantin」など数々の賞を受賞し、国際的な成功を収めています。
そして2014年、ZAZは彼女自身のルーツに立ち戻ったシャンソンのカヴァー・アルバム『PARIS』を発表しました。エディット・ピアフをはじめ、エラ・フィッツジェラルド、フランク・シナトラ、イブ・モンタンといった偉大なミュージシャンへの愛があふれるオマージュ作品となっています。
しかもこのアルバムでは大物プロデューサーのクインシー・ジョーンズが参加。かねてからクインシー・ジョーンズにラブコールを送っていたZAZとクインシー・ジョーンズは、『PARIS~私のパリ~』初回限定盤DVDでこのように言葉を交わしています。
2014年8月に5大陸ワールドツアーを行い、どの公演もチケットは完売続きだったZAZ。日本へも2015年に来日し、大成功を収めました。その公演から2年経つ今年。なんとZAZのジャパンツアーが決定!2017年5月8日(月)、9日(火)、10日(水)に東京はBunkamuraオーチャードホールで。大阪では5月12日(金)にNHK大阪ホールで、5月14日(日)に松下IMPホールで来日公演が行われます。
今回のジャパンツアーチケットもすぐに完売すること間違いなし。奇跡の歌声を耳にするチャンスを、ぜひともお見逃しないよう!
エディット・ピアフの再来!奇跡の歌声で今最もフランスで愛されているシンガー ZAZ(ザーズ)の来日公演が決定!