映画『キセキ―あの日のソビト―』が1月28日に公開されました。本作は、数々の大ヒット曲を世に送り出してきた、覆面ボーカルグループGReeeeNの名曲誕生にまつわる実話を元に生まれた作品です。歯科医とミュージシャンという、2つの夢に突き進んでいく男たちの青春ストーリーを描きます。
物語は、父に音楽を反対され、家出したミュージシャンの兄・ジンと、父の想いを受け、歯科医を目指す弟・ヒデの2人を中心に進んでいきます。メジャーの世界で挫折したジンが、弟の才能を見出し、歯科医としての夢を諦めずデビューを目指すために、覆面ボーカルグループという秘策に打って出るというのは、その後のGReeeeNの活躍を知る人にとって、かなり有名なストーリー。
映画では、松坂桃李がGreeeNの生みの親であるジン役を、菅田将暉がその弟・ヒデ役をW主演で演じるほか、横浜流星、成田凌、杉野遥亮ら人気若手俳優たちが、ボーカルグループのメンバー役として出演することで注目を集めています。
さらに、彼らが演じる覆面ボーカルグループ「グリーンボーイズ」は、映画を飛び出し、CDデビュー。音楽番組への出演を果たすなど、連日メディアを賑わせています。
映画の公開に向けて話題が尽きない中、先駆けて1月6日に発売された映画のノベライズ本も売り上げが好調だ。発売1ヶ月も経たないうちに重版も決定しました。
未来屋書店・成田店の日向副店長は、ノベライズ本が好調な理由として「文庫本サイズで手に取りやすく、文字も大きめなため、世代を超えて読みやすいのではないか」と分析しています。さらに「GReeeeNは顔を見せないグループなので彼らをイメージする上で、まっさらな状態で物語に没入できる。映画を観る前に読むことで、幾重にも楽しめるといった声もある」とのこと。
同店では、人気の高まりを受けて特設コーナーを設置し映画の公開と連動したキャンペーンをスタートさせました。キャンペーンでは、未来屋書店の一部店舗にて、ノベライズ本を購入するともらえるハガキで応募すると、抽選で非売品のプレスシート(5名)/ステッカー(30名)が当たるというもの。
映画、音楽、そしてノベライズ本…どこからはじめても楽しめる本作ですが、まずは覆面グループである彼らだからこそ、顔の見えないノベライズ本から初めてみるのも良いかもしれません!