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何で?サンタクロース人気が異常に低い町がドイツにあるらしい
サンタクロースは子どもたちの憧れ。でも、ドイツにはサンタの人気が異常に低い町があるそうです。
提供:ドイツ観光局
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サンタクロースは子どもたちの憧れ。でも、ドイツにはサンタの人気が異常に低い町があるそうです。
提供:ドイツ観光局
子どもたちの憧れでもあるサンタクロース。しかしドイツのニュルンベルクでは、サンタクロースの人気が低いそう。一体なぜ?
世界中どこでも人気だと思ってたのに、ニュルンベルクにはサンタクロースのライバルが…。
ニュルンベルクはドイツの町で、日本からは成田や羽田、中部、関空からフランクフルト経由で行けます。周辺には、ミュンヘンやフランクフルトがあります。
サンタの“ライバル”とされているのが、「クリストキント」。金色の巻髪を持つ天使です。
名前の由来は、幼子キリスト(Christus-Kind)からです。名前のとおり、もともとはキリストそのものでしたが、時の流れとともに今の天使の姿になったと言われています。
ニュルンベルク、ミュンヘンといった地域では、サンタではなくクリストキントがプレゼントを持ってきてくれる風習があります。
ニュルンベルクでは、クリストキントを町の親善大使に任命。露店などが並ぶ地元のお祭り「クリスマスマーケット」に登場しています。子どもや大人、海外の観光客とも触れ合って、小さなプレゼントを渡してまわります。ニュルンベルクっ子にとって、クリストキントはみんなの憧れだそう。
クリストキントには他にも大事な役目があります。真っ暗にしたクリスマスマーケットの中、教会のバルコニーに天使を従えて登場。中世風の厳かな言い回しのドイツ語で、お祭りの開会を宣言します。
クリストキントは二年に一度、二十歳前後の女性からコンテストで選ばれます。写真の女の子たちも、もしかしたら未来のクリストキントかもしれません。
じつは、ニュルンベルクのクリスマスマーケットはドイツで一番有名。中世ドイツにタイムスリップした雰囲気を味わえる場所として知られています。
クリスマスマーケットの開催期間:2014年11月28日~12月24日(毎日10:00-21:00)
場所:ニュルンベルク(ドイツ)