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ネタのタネ

フィンランド・ヘルシンキに新名所が誕生! ヘルシンキ中央図書館「Oodi」 2018年12月5日オープン ~広大な敷地に建てられた美しく先進的な建築デザインは必見~

by Visit Finland(フィンランド政府観光局)

  • 提供:PR TIMES

2018年12月5日(水)、フィンランドのヘルシンキに新しい中央図書館「Oodi(オーディ)」が開館します。フィンランド人の読書への関心は非常に高く、読書はフィンランド人の生活に欠かせないものです。図書館利用率の高い国として知られているフィンランドには737の公立図書館があり、年間190万人もの人々が本を借りています(※)。図書館の充実したサービスと洗練された建築は他国とは一線を画し、観光客にとっては北欧デザインを観賞できる見どころにもなっています。この「Oodi」の完成によってヘルシンキのシンボルとなる新たな名所が誕生しました。



フィンランドは昨年、独立100周年を迎えました。ヘルシンキ中央図書館の建設プロジェクトは、独立100周年のメインプロジェクトとして国に指定され、市民が参画しながら進められてきました。一般公募1,600件以上の候補から選ばれた「Oodi」はフィンランド語で「頌歌(しょうか)」という意味です。「頌歌」は古代ギリシア劇で歌われる神の栄光や人の功績などをたたえる賛歌のことです。フィンランド人が独立100周年を祝福する気持ちや、文化や芸術を愛するフィンランド人への贈り物という意味を込めて名付けられました。

「Oodi」のコンセプトは、人々が交流するリビングルームです。観光に便利なヘルシンキ中央のカンサライストリ広場に位置し、すべての人々にとって開かれた文化の発信地となります。広さ17,000平方メートルの広大な敷地に建てられた図書館はフロアごとに特徴があります。人々が活発に行き交う入口となる1階は、カフェや映画館、展示場、イベントホールなどがあり、2階は仕事や学びのためのフロアとして、ワークショップができる会議室やさまざまなスタジオ、個室、設備の揃った工房などがあります。3階は、本の楽園をイメージしたフロアです。独特な曲線美を描く天井の下に約10万冊の本や資料が保管されています。コーヒーを飲みながら、バルコニーから街の景色を眺めることもできます。

「Oodi」のデザインは、ヘルシンキを拠点にして国際的に活躍するALA・アーキテクツが担当しました。ガラスと鉄の構造と木を用いた印象的な外観は、伝統技術と現代建築を組み合わせており、フィンランド建築らしく環境にもやさしい建物です。最上階を除いて、建物の外装は全て木材が使用されており、その北欧らしい自然建築は訪れる人々の注目を集めることでしょう。待ち望んでいた新図書館の開館を祝し、開館日の12月5日(水)および独立記念日である12月6日(木)にさまざまなイベントが開催されます。詳細は https://www.oodihelsinki.fi/en/grand-opening/ をご覧ください。

(※)フィンランド統計局の発表データを参照(2018年4月現在)https://www.stat.fi/tup/suoluk/suoluk_kulttuuri_en.html

<ヘルシンキ中央図書館「Oodi」の概要>
●開館時間: 月-金 8時~22時 / 土・日 10時~20時
●住所:Töölönlahdenkatu 4 00100 Helsinki
●公式ホームページ:https://www.oodihelsinki.fi/en
●Oodiに関する映像: https://vimeo.com/105949543

フィンランド建築・アートの旅をするなら、今がおすすめ
フィンランドの建築には800年以上の長い歴史があります。独特なフィンランドの建築デザインに触れる旅をするなら今がおすすめです。今年8月30日、ヘルシンキのラシパラツィ広場に 旧アモス・アンデルソン美術館が移転し、Amos Rex 美術館としてリニューアル・オープンしました。1930年代に設計されたラシパラツィ(ガラス宮)は、ヘルシンキ中央駅から徒歩数分の場所にあり、映画館、カフェ、レストラン、フィンランド・デザインのショップなどを含む複合施設として、地元の人達に長年親しまれてきました。また、フィンランドの機能主義を代表する文化財としても非常に貴重な建物です。その地下に新たに建設されたギャラリーは非常に独創的で、屋根がドーム状になっているため、自然光と調和した展示が可能です。ギャラリー内の空間には壁が非常に少なく、様々な展示内容に柔軟に対応できるスペースになっています。

Amos Rex 美術館は、常設展として、旧アモス・アンデルソン美術館の所蔵品も展示していますが、実験的なコンテンポラリーアート作品を中心とした企画展も大きな注目を集めています。20世紀のモダニズムから古代文化に至るまで様々な展示が行われる予定です。人の心をとらえる意欲的な芸術作品を積極的に紹介することを通じて、過去・現在・未来が独自の体験を生み出し、地上と地下で新たな出会いを提供することを目指しています。開館以来、ヘルシンキの新たなホットスポットとして、観光客だけでなくフィンランド市民たちもたくさん訪れ、連日賑わいを見せています。Amos Rex美術館のオープンにあたり、東京を拠点に活動するデジタルアート・コレクティブのチームラボによる「teamLab: Massless」を2019年1月6日まで開催しています。チームラボにとって北欧地域では初の展示で、新作を含む全5作品を広大な地下空間に展示し、人々を作品の一部とし、人々と世界との関係性をより連続的なものに変えることを試みています。

<Amox Rex 美術館の概要>
●営業時間:月・金 11時~18時 / 水・木 11時~20時 / 土・日 11時~17時 / 火 休館日
●入館料:18歳未満:無料、18~30歳:5ユーロ
●住所:Mannerheimintie 22-24 00100 Helsinki, Finland(ラシパラツィ広場)
●公式ホームページ(英語):https://amosrex.fi/en/

ヘルシンキ中央図書館「Oodi」やAmox Rex 美術館の周辺は、フィンランディアホールやフィンランド国立博物館、キアズマ現代美術館、ヘルシンキ音楽センターなどが隣接しており、フィンランドの様々な文化やアート、建築、歴史を堪能できます。フィンランド建築を代表するヘルシンキの新たなランドマークをぜひ訪れてみて下さい。

フィンランドの建築については、以下のページもご参照ください。

●必見のフィンランドのモダニズム建築10選 https://www.visitfinland.com/ja/kiji/hikken-modanisumu-10/
●フィンランドの木造建築の街 https://www.visitfinland.com/ja/kiji/the-wooden-towns-of-finland/
●ヘルシンキの建築の魅力 https://www.visitfinland.com/ja/kiji/kenchiku-fan-hikken-kenzoubutsu-5-ka-tokoro/


<Visit Finland (フィンランド政府観光局)>
Visit Finlandは、フィンランドの観光プロモーションを行う公的機関で、フィンランドへの旅行者誘致に積極的に取り組んでいます。Visit Finlandは、旅行業界や海外向け製品やサービスを提供する事業や団体を支援しており、2016年には、海外からの旅行者収益が同年の輸出額に匹敵する39億ユーロを記録しました。Visit Finlandは、Business Finlandのグループ機関です。

Business Finlandは、フィンランドのイノベーション・ファンディング、貿易、投資および旅行の推進機関であり、ヘルシンキに拠点を置いています。また、フィンランド政府から100%出資を受けており、世界中の40か所の事務所で600名の専門家を擁し、フィンランド国内にも20か所の地方事務所を有しています。Business FinlandはTeam Finlandネットワークの一機関です。 www.businessfinland.com

フィンランド政府観光局サイト:https://www.visitfinland.com/ja/
フィンランド政府観光局公式Instagram:https://www.instagram.com/visitfinlandjapan/
(ハッシュタグ#visitfinlandjpをつけていただくと、インスタグラム内でご紹介させていただくこともあります。)
フィンランド政府観光局公式Facebook :https://ja-jp.facebook.com/visitfinland.jp/
フィンランド政府観光局公式Twitter:https://twitter.com/visitfinlandjp?lang=ja

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