苦労して育ててきた子供が今年ついに20歳になる。そして今日は成人式。いつもの習慣でポストから朝刊をとり出すと、どうもいつもの新聞と違う。なんとそこには、わが子の赤ちゃんの頃の写真が大きく掲載されている。よく見ると、記事にも違和感がある。日付は何と、今から20年前の我が子の誕生日。さらに裏面には、わが子から自分への感謝の気持ちが綴られている。驚きとともに思わず涙が……。
今年の成人式の朝、こんなドラマが全国100以上の家族で繰り広げられました。実はこれ、成人式の日に普段は面と向かって言えない感謝の気持ちを親御さんに伝えてもらおうと、オロナミンCと朝日新聞がコラボしたサプライズ企画「20年分のありがとう新聞」によるもの。応募者一人ひとりにオリジナルの記念日新聞を発行し、朝刊にラッピングして親御さんに届けるという、新聞紙上初めての試みでした。
この記念日新聞は、表は約20年前の誕生日当日の朝日新聞1面に応募者の赤ちゃんの頃の写真を大きく掲載し、裏には成人を迎えた現在の顔写真と20年分の感謝の気持ちや成人になっての決意が手書きで綴られています。応募者のためだけに印刷された、唯一無二のオリジナル新聞です。
このキャンペーンに参加した小金丸凌佳さんは、「自分ではできない大がかりなサプライズで両親に感謝の気持ちを伝えられて良い思い出になりました。両親には内緒で企画を進めていたので、成功するかどうかドキドキしましたが、とても楽しかったです」と語っています。新聞を受け取り、とてもうれしそうにしていた両親を見て、将来もっともっと親孝行しようとの思いを固めたそうです。
この新聞をつくるために、生まれた頃のアルバムを初めて開いたという風早なつみさんは、そこに添えられた母親のコメントを読み、自分がどれだけ大事に育てられてきたかを痛感し、涙が止まらなかったといいます。
「20歳になるまでたくさん迷惑をかけてきた両親を喜ばせたい、思いもよらない形で驚かせたいと思っていたので、こんな素晴らしい企画に巡り会えたことに感謝でいっぱいです。この企画で出来上がった新聞、この体験は私の一生の宝物です」と語っています。
そんな風早さんのご両親は、「素敵なサプライズをありがとう! これからは一人前の大人として自分の人生を切り拓いて行って欲しいと思います」とコメントを寄せています。
また中学2年生のときに両親が離婚し、女手一つで自分を育ててきてくれた母にお礼を言いたいと応募した谷野龍之介さんは、「この企画に参加して、両親の思い出を振り返る機会をいただき、改めて親への感謝の気持ちを強く感じることができました。これからは恩返しをしていく番であると強く感じ、20年分の感謝をしっかり伝えることができ、とても嬉しかったです」と語っています。そんな谷野さんのお母様は、「感激しました。龍之介は私には出来すぎた息子です。私の息子に生まれて来てくれてありがとう」と喜んでいます。
このように毎朝、自宅に届く新聞の特性を生かした粋な企画によって、今年の成人式には今までにない数々の家族のドラマが生まれたのでした。
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