マンガのSNSを運営する「コミチ」とのコラボ企画として「#わたしの就活」をテーマにマンガを募集しました。大賞に決まったのは、就活をして初めて知った〝大人の常識〟を描いたマンガです。そのほか、入賞した作品を選評とともにご紹介します。

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【大賞】まったく参考にならないわたしの就活話（こなたこな著）

就活で感じた〝おかしさ〟が、皮肉たっぷりに描かれています。

必要以上に自分をよく見せようと振る舞う面接の場は、本当に独特です。

ESを送る封筒には「御中」と書く。今でこそ違和感はありませんが、初めて書いたとき（書くものだと教えてもらったとき）は、作者と同じく「そんなルールがあるのか」と思いました。

最近、封筒に宛名を書いたのはいつだろう。今後「御中」と書くたびに、この漫画を思い出してしまいそうです。（選評：河原夏季）

【入賞】あの日あの時の、私の就活（光星影月著）

2011年3月11日、その時を迎えるまで、それぞれの人がそれぞれの時間を過ごしていたことに、改めて思い至りました。

会社説明会のキャンセルボタンをクリックする瞬間だったんですね。

作者の光星さんは「描くか悩んで、悩んで、描きました」と書かれています。
あの日を表現することは本当に難しいと思います。

就職、転職を経て漫画家の道を歩まれている光星さん。
美しい線で描かれた最後のコマに込められた思いに、力をもらいました。（選評：菅光）

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今回ご紹介できなかった応募作品は、コミチのサイト（https://comici.jp/stories/34ef10e07eac5）でご覧ください。ご応募いただき、ありがとうございました！

withnewsは2018年10月から、漫画のSNSを運営する「コミチ」とコラボ企画を始めました。お題に沿って、身近な出来事や思い出をストーリーにした作品を募集しています。

ES送る封筒に書いた「want you」　就活で知った〝ルール〟

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