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MAXのMINA、フルマラソン挑戦 長女の大学受験の〝願掛け〟

靴を新調…息子からは「靴は何もしてくれないよ」の一言

MAXのMINAさん=本人提供
MAXのMINAさん=本人提供

目次

10代に「スーパー・モンキーズ」でデビューした沖縄出身のダンスボーカルグループMAX 。27周年も第一線で走り続けています。長女が大学受験真っただ中のMINAさんは、合格の “願掛け”に、フルマラソン完走に挑戦しました。故郷の沖縄で開催された大会の結果とは? 仕事や子育て、自分自身の活動について語る「MAXコラム」でつづります。

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3回目の「NAHAマラソン」に参加

皆様いかがお過ごしでしょうか?ついこの間2023年が明けたかと思えば、あっという間に2月も終わりを迎えます。

このコラムに何度か登場している娘は、大学受験の真っただ中。最終的には何事もご縁だと思っていますが、やっぱり志望大学に受かってほしいと願う今日この頃です。

実は、受験のサポートも忙しい昨年の12月に那覇市で開催された市民フルマラソン大会「NAHAマラソン」に挑戦してきました。

今回で36回目の開催となったNAHAマラソンは、コロナ感染症の影響で3年振りの開催となりました。今回私は3回目の挑戦だったのですが、子どもの頃から沿道で応援していたので、慣れ親しんだ大会なのです。

実は私、運動オンチなのですが、走るのと泳ぐのだけは得意だと自負しています!

初マラソンは2009年、今から14年前のこと。(うわっ!もうそんな前なのね…!)
メンバーの奈々さん(NANA)と一緒に走り、見事完走しました。

2009年のNAHAマラソンで、NANAさんと完走したMINAさん(左)=本人提供
2009年のNAHAマラソンで、NANAさんと完走したMINAさん(左)=本人提供

2回目は2013年。この年はなんと、「スターター」というレースのスタートを知らせる「万国津梁之鐘(ばんこくしんりょうのかね)」を鳴らす大役を務める機会をいただきました。

その鐘を鳴らしてから私自身もスタート!

この時はメンバーのりっちゃん(LINA)と一緒に走る予定だったのですが、りっちゃんがレース前に足をケガしてしまって……。大事をとってお休みすることになり、初めて1人でフルマラソンに挑戦!

2回目の挑戦で悔しい思い

ファンの方々にも沿道から応援していただきましたが、残念ながらゴール目前でタイムアウトになり完走はできませんでした。

2013年のNAHAマラソンで、「万国津梁之鐘」を鳴らすスターター役を務めたMINAさん(中央)。LINAさん(左)とNANAさん(右)と=本人提供
2013年のNAHAマラソンで、「万国津梁之鐘」を鳴らすスターター役を務めたMINAさん(中央)。LINAさん(左)とNANAさん(右)と=本人提供

そして3回目の挑戦となった昨年の大会は、地元の友達と走りました。今回の目標は「完走」としました。

それは、前回は完走できなかった悔しさもありましたが、何よりも娘の大学受験の合格の願掛けもあって、どうしても走り切りたかったのです。

とはいえ、昨年はありがたいことに仕事が忙しく、10月のライブが終わってから本格的に準備を始めました。11月から1カ月間、まずは3km走ることからスターをして、1〜2日おきに2kmずつ増やしていきました。

12月4日の大会まで、最終的には15〜20kmくらいまでしか走りこむことが出来なかったので不安は残りましたが、とにかく完走することを目指しました。

2013年のNAHAマラソンに出場した時のMINAさん=本人提供
2013年のNAHAマラソンに出場した時のMINAさん=本人提供

息子に言われた「靴は何もしてくれない」

そのためにスニーカーも新調! オーダーメイドのインソールも作りました。

息子には「靴は何もしてくれないよ、靴がいい仕事をするかしないかはマミー次第だからね!!」と言われました。

フルマラソン完走を目指し、インソールをオーダーメイドで作成するMINAさん=本人提供
フルマラソン完走を目指し、インソールをオーダーメイドで作成するMINAさん=本人提供

でも、今回私にはペースメーカーをしてくれる心強い友達がいたので、気合いで頑張れば完走できるという淡い期待がありました。

そして本番当日。天気は晴れ、平均気温は23度ほどで湿度も高く、途中スコールもありました。

地面からの照り返しが本当に厳しく、ペースメーカーの友達は20kmほどで体調を崩してしまいダウン。残り半分は孤独な戦いになってしまいました。

頭の中を何度もよぎったのは、ゴール目前でタイムアウトになってしまった2回目のこと。

1回目も2回目も、30 kmを過ぎたあたりから苦しくなり、「何でこんなことに挑戦したのだろう」など、イライラする気持ちも出てきていたのですが、今回は終始清々しい気持ちで走ることができました。そして、時間はギリギリでしたが、無事に完走することもできました!

第36回NAHAマラソンを完走したMINAさん=本人提供
第36回NAHAマラソンを完走したMINAさん=本人提供

1泊2日の弾丸スケジュール。走ったその日に東京に戻ったのですが、挑戦でき、無事に走り終えられてよかったです。

将来は子どもたちとも走りたい

走る前は、「今回でフルマラソンは最後かなぁ」なんて思っていましたが、せっかくだったら子どもたちとも挑戦出来たらいいなぁとか、東京マラソンやホノルルマラソンも走って見たいなぁなどの願望も出てきました。

もしかしたらチャンスがあれば挑戦するかもしれません。その時はあくまでもタイムではなく自分のペースでの完走が目標ですけどね!!

                    ◇

〈MAX〉NANA/LINA/MINA/REINAの沖縄県出身4人組ダンスボーカルグループ。1995年にデビュー。翌年発売のサードシングル『TORA TORA TORA』でブレーク。1997年に『Give me a Shake』でオリコン初登場1位を獲得。その後も『Ride on time』など数々のヒット曲を発表し、紅白歌合戦に5年連続5回出場。近年は音楽活動の他に、個人でのバラエティー、ドラマ、舞台出演など活動の幅を広げている。2021年に “Do Shot”と“Viva la Mambo”収録の37枚目シングル『Do Shot』をリリース。2022年に、寅年を記念して全6曲すべて『TORA TORA TORA』を収録したミニアルバム『寅 寅 寅』を配信。

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