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「光学迷彩猫」が出現!?ラグになりきった愛猫の画像にSNS騒然

「どれだけ探したと…」飼い主の感想は

ラグの中央部分が、なぜか盛り上がっているのですが……
ラグの中央部分が、なぜか盛り上がっているのですが…… 出典: うらちゃんさんのツイッター(@urabanashi813)

目次

自宅で一緒に暮らす愛猫。意外な姿で、飼い主を慌てさせた〝事件〟にまつわるツイートが、読者たちをどよめかせています。愛情とユーモアを満載し、人気を集めたエピソードの背景事情について、取材しました。(withnews編集部・神戸郁人)

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肝冷やすカムフラージュ

8月6日、2枚の画像がツイッター上を駆け巡りました。

写っているのは、民家の一室と思われる部屋です。生き物の縞(しま)模様を思わせる、ベージュのラグが床に敷いてあります。

しかし、どこか違和感も。それもそのはず、中央部分が盛り上がっています。目をこらしてみると、ラグとそっくりな毛色の猫が、そこにいると気づくのです。

「どれだけ探したと思ってるの」。投稿した飼い主の、安堵(あんど)とも嘆きとも思えるコメントが、何とも言えない哀愁を誘います。

「光学迷彩猫だ!」「猫の擬態なんて初めて見た」「見事すぎるカムフラージュ」――。画像を見た人々の間では、好意的な感想が飛び交い、6万近い「いいね」もつきました。

違和感の正体は、猫だった。
違和感の正体は、猫だった。 出典:うらちゃんさんのツイッター(@urabanashi813)

知らん顔を貫いた愛猫

話題を呼んだツイートの投稿主は、うらちゃんさん(@urabanashi813)です。雌猫で、現在1歳のマンチカン「ナツ」と暮らしています。どのような経緯で、話題を呼んだ光景が現れたのでしょうか。

ある日の就寝前、ナツの居場所を確かめようとした、うらちゃんさん。お気に入りの場所など、方々を探したものの、発見できませんでした。時間が経っても、姿が見当たらず、焦りが募るばかりだったといいます。

「そんなとき、ふと足元を見たら、ラグと同化しているナツがいました」

いわく、ナツは人間に声をかけられても、気の向いたタイミングにしか反応しないそう。このときも、必死に名前を呼んで回る飼い主を横目に、知らん顔を貫いていました。

「あえて息を殺して、『しめしめ』と思っていたのでしょう。見つけたときに『どうして返事をしてくれないの?』と話したら、スーンとそっぽを向かれました」

マンチカンの「ナツ」。
マンチカンの「ナツ」。 出典:うらちゃんさんのインスタグラム(natsu_cat0801)

ラグと毛色が似ている理由は……

うらちゃんさんは昨年10月に、ナツとの生活を始めました。先代の雌猫で、スコティッシュフォールドの「うら」が20歳で息を引き取ってから、約3年後のことです。

うらを亡くした喪失感だけで、新たな命を迎えたくはない。そんな思いから、心の痛みが癒えてから、関係性を築いたといいます。二代目の愛猫の一生を、責任を持って守り抜く。そのための覚悟を、しっかりと固めるためでした。

「うらは穏やかでのんびりした性格でした。思慮深く、私を包んでくれるようである一方、あまり感情を表に出さなかった。『何を考えているんだろう』と思うこともありました」

生前の「うら」。
生前の「うら」。 出典:うらちゃんさんのツイッター(@urabanashi813)

「ナツは逆に、活発で好奇心旺盛な、おてんば娘です。感じたことを、裏表なく表現するタイプなので、思っていることが手に取るように分かります。ただ、食べ物の好き嫌いが激しいところは、二人とも似ていますね」

写真を見た人からは「なぜラグと猫のカラーが同じなの?」「猫を踏んじゃいそう」との声も上がりました。うらちゃんさんによると、ラグは以前から家にあったもの。毛色がナツと似ていたのは偶然とのことです。その上で、こう話しました。

「ナツを傷つけないよう、普段から自然と、視線を床に落としながら歩いている気がします。曲がり角、暗いところですり足になるのも、『猫飼いあるある』かもしれません。心配の声も含めて、皆さんのコメントを楽しく拝見しました」

【関連リンク】うらちゃんさんのインスタグラムアカウントはこちら(natsu_cat0801)

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