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絶対に切っちゃダメ!ネクタイからピヨッと出た糸、注意喚起が話題に

「絶対に切っちゃダメ」。ネクタイの裏側からピヨッと出た糸を切ってしまうと、「ネクタイがバラけてしまう」と注意を呼びかけるツイートが反響を集めました
「絶対に切っちゃダメ」。ネクタイの裏側からピヨッと出た糸を切ってしまうと、「ネクタイがバラけてしまう」と注意を呼びかけるツイートが反響を集めました 出典: しゃく。さんのツイッター

目次

「絶対に切っちゃダメ」。ネクタイの裏側からピヨッと出た糸を切ってしまうと、「ネクタイがバラけてしまう」と注意を呼びかけるツイートが反響を呼びました。投稿したしゃく。さん @shakunone に聞きました。

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切りましたごめんなさい

「絶対に切っちゃダメ。ネクタイからこんな糸が出てても、無茶に引っぱったり切ったりしないでください」

しゃく。さんが、ツイートをしたのは15日。投稿はすぐに拡散され、15日午後7時現在でリツイートは1万5千件を超え、いいねは3万件に近づいています。

ツイートには、ネクタイの写真と「糸」に関する注意書きが添付されています。注意書きによると、ネクタイの裏側にある「糸の輪っか」は、「スリップステッチ」と呼ばれるもので「ネクタイを結んだり解いたりする時の伸縮を補助するための余裕糸」です。さらに、こう書かれています。「これを切るとネクタイがバラけてしまいます」

「ネクタイの生命線」とも書かれていて、「正直に言うと一回切りましたごめんなさい」「すべての新社会人に教えてあげたいですね!」といったコメントが並びました。

アジの開きになります

投稿主のしゃく。さんは、縫製会社「笏本縫製」社長の笏本達宏さんです。ツイートに添付した画像は、同社が展開するSHAKUNONEのネクタイと、〝絶対に切ってはいけない〟スリップステッチに関する注意書きです。

笏本さんによると、スリップステッチは、「職人の手によってしっかり作られている」ようなネクタイについているそうです。実際にネクタイを縫うために使っている糸なので、「切れたり抜けてしまうと、アジの開きのようになってしまいます」。その上で、こう続けます。「大切な糸だからこそ、全商品に注意書きをつけてお送りしています」

他社製品ではあるものの、「妻からもらったネクタイが捨てられない」と、60代男性から相談を受けた時もスリップステッチが切れていました。かなりいたんだ状態でしたが、一度解体して作り直したところ、「亡くなった妻からもう1度プレゼントされたようで幸せ」とお礼の連絡があったそうです。

「切れたり抜けてしまうと、アジの開きのようになってしまいます」
「切れたり抜けてしまうと、アジの開きのようになってしまいます」 出典:しゃく。さんのツイッター

新社会人に届けばいいな

では、切ってしまったらどうすればよいのでしょうか。「切れたりしたら、切れた部分を結ぶことで応急処置ができます」と笏本さん。ただ、あくまで簡易的な処置なので買い直すか、「思い出のネクタイなどであれば職人に相談することをオススメします」

実は、笏本さんは昨年8月にも同様の「注意喚起」をしています。今回もツイートをした理由について、「新社会人がネクタイを結んで新しい生活をする前にこの情報が届けばいいなと思って発信しました」と述べます。

その上で、今回の反響について次のように語りました。「僕たち職人は、普段はあまり表舞台に立つことがありません。それでも、SNSなどを通して伝えられることがあると信じて毎日発信している次第です。こうして反響をいただけるという事は、自分たちの励みになりますし、嬉しいことです」

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