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連載

#12 眠れぬ夜のレシピ

眠れぬ夜のDIY、百均で作る〝デカゴミ箱〟あふれるストレス減らす

口が広くて移動も楽、日常が身軽に

午後さんの漫画「デカゴミ箱の作り方」より
午後さんの漫画「デカゴミ箱の作り方」より 出典: 午後さん(@_zengo)のツイッター

手作りの、ちょっと大きめゴミ箱。心の余裕って、こんなところから生まれるのかもしれません。眠れぬ夜のDIY、手紙を添えて、お届けします。(漫画・コラム、午後)

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眠れぬ夜のレシピ

午後さんのプレイリスト


眠れない夜。午後さんの身近にあった音楽を教えてもらいました。
あなたの夜の隙間も、少しでも埋められたら、幸いです。

 

デカゴミ箱の作り方

午後さんの漫画「デカゴミ箱の作り方」より
午後さんの漫画「デカゴミ箱の作り方」より 出典:午後さん(@_zengo)のツイッター

自分が居やすい場所を作る

こんばんは、午後です。

お部屋のゴミ箱、皆さんはどんなものをお使いでしょうか?

私は少し前まで、30cmほど高さの比較的小さなゴミ箱を自室で使用していました。小物を作ることが好きで、普段から人より多くの紙ゴミなどの端材を排出する私のもとではたちまちいっぱいになってしまい、頻繁にゴミ出しをしなくてはいけませんでした。ゴミ出しが面倒で、無理矢理突っ込んでゴミが箱から溢れてしまうことも多々ありました。私のゴミ箱の周りは常に散らかっていました。

いま思うと、そんな状態のゴミ箱が視界に入るだけでもストレスでした。でも私は長年このストレスに気づくことができず、なんと15年以上も小さなゴミ箱を使い続けてきたのです。

気づくことができたのは、部屋を大改造し日々のストレスを大幅に減らすことができたからでした(「真夜中に部屋を掃除する話」参照)。実は改善可能な些細なストレスって、気づけていないだけでたくさんあるのではないかと思っています。

ただでさえ【人間関係】という永遠の悩みのタネを抱えているのに、こうした日常に潜むストレスにも苦しめられていたら、すぐに余裕がなくなってしまいます。かつての私は、まさに小さなゴミ箱でした。すぐにキャパオーバーしてしまい、帰宅する頃には疲れ果てて気を失うように眠っていました。

でも、改善できる日常のストレスをひとつひとつ解決していくことで余裕が生まれ、以前気づけなかったことに気づけるようになり、人間関係の悩みへもアプローチできるようになってきました。居やすい環境を作ることはキャパを広げることに繋がると信じています。今の私は、きっと新しい大きなゴミ箱なのだと思います。

今回ご紹介したゴミ箱を使い始めて1ヶ月ほど経ちますが、以前の容量の5倍はあるのでゴミ出しの回数が格段に減り、口が広いので捨てやすく、さらにキャスターがついているので移動も楽で、最高です。部屋が、ぐっと居心地良くなりました(実は机の横幅とゴミ箱の幅を合わせているので、机の上のゴミを押しやるだけで、隣に置いてあるゴミ箱に捨てられてとても楽です)。

ご紹介した内容そのままで作って頂いても良いし、ご自分のお部屋に合うようにアレンジしても良いと思います。あなたの机周りが、より居心地が良くなることを祈っています。

これからも私は生活が楽になる工夫を作っては、皆さんに共有していきたいと思っています。少しでも多くの余分なストレスを減らし、身軽になるために。

それでは、今夜も素敵な夢を見られますように。おやすみなさい。

午後さんの漫画「デカゴミ箱の作り方」より
午後さんの漫画「デカゴミ箱の作り方」より 出典:午後さん(@_zengo)のツイッター

午後

SNS作家。2020年5月からTwitterに漫画を投稿をしている。今年1月に初の書籍「眠れぬ夜はケーキを焼いて」(KADOKAWA)を出版。Twitterアカウントは@_zengo

◇  ◇  ◇

withnewsでは、午後さんがTwitterで発信している漫画とコラムを原則隔週金曜日の夜に配信していきます。

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