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フラミンゴの見分け方、キレッキレすぎ! 飼育員の脱力マッチョ解説
長崎バイオパークに設置された「フラミンゴの見分け方」という解説が、ツイッター上で注目を集めています。
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長崎バイオパークに設置された「フラミンゴの見分け方」という解説が、ツイッター上で注目を集めています。
長崎バイオパーク(長崎県西海市)に設置された「フラミンゴの見分け方」という解説が、ツイッター上で注目を集めています。飼育員の手描きで、なぜかいずれも筋肉マッチョに描かれているのです。設置の経緯を作者に聞きました。
今月11日、長崎バイオパークのツイッターアカウントがこんなつぶやきを投稿しました。
「おはようございます。園内ではフラミンゴの見分け方を飼育員のイラストでわかりやすく紹介しています」
添付された画像には、飼育施設に設置された「フラミンゴの見分け方」という解説板が写っています。
左からベニイロフラミンゴ、ヨーロッパフラミンゴ、チリフラミンゴのイラストが描かれていますが、いずれも筋肉ムキムキのマッチョな人間のような体つきです。
フラミンゴの特徴である脚も人間のように太く、頭部だけがフラミンゴになっていて、それぞれボディービルダーのようにポーズをとっています。
この投稿に対して、「フラミンゴってマッチョ男だったんだ」「キレてる!キレてるよ!」といったコメントが寄せられ、リツイートは6千、いいねは1万を超えています。
おはようございます。
— 長崎バイオパーク公式 (@ngsbiopark) December 11, 2019
園内ではフラミンゴの見分け方を飼育員のイラストでわかりやすく紹介しています。#フラミンゴ pic.twitter.com/4WoQLNK9iG
「普段は小動物エリアを担当しているのですが、フラミンゴの飼育員に頼まれて描きました」と話すのは、飼育員の土田円佳さんです。
自分が担当しているエリアで手描きの看板を作ったところ、他の飼育員から頼まれることが増え、園内のあちこちに設置するようになったそうです。
「今回は、テレビやネットでボディービルのかけ声が話題になったことを受けて、『マッチョに描いて』というリクエストを受けました」
ネットでボディービルダーのポーズを検索して参考にしたという土田さん。マッチョな姿に目が行きますが、実は見分けるポイントはその体つきではないといいます。
「うちで飼育しているフラミンゴを見分ける方法は色の違いです。だから、マッチョなボディーはほとんど関係ありません」
ゆるい落書き風の絵柄をベースに、30分ほどで描き上げたという今回のイラスト。
脚だけでもフラミンゴにしようと描いてみたそうですが、あまりにバランスが悪かったため全身マッチョにしたそうです。
話題になったことについては、こう話します。
「おもしろがっていただけてうれしいです。これからどこの動物園に行ってもフラミンゴを見分けられるよう、この絵を脳裏に焼き付けて、一生忘れないでいてもらえればと思います」
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