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ウエディングケーキは「巨大シウマイ」! 崎陽軒本店の名物が話題に
崎陽軒のウエディング会場で提供されている「ジャンボシウマイ」が注目を集めています。
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崎陽軒のウエディング会場で提供されている「ジャンボシウマイ」が注目を集めています。
横浜名物「シウマイ弁当」で知られる崎陽軒。その本店にあるウエディング会場で提供されている「ジャンボシウマイ」が、ネット上で注目を集めています。ケーキ入刀ならぬシウマイ入刀が始まった経緯について取材しました。
横浜駅から徒歩1分の崎陽軒本店。各種宴会や結婚式、披露宴も開催できる施設を備えています。
話題になっているのは、そこで提供されている「ジャンボシウマイ」です。
ウエディングケーキのような巨大シウマイで、新郎新婦が入刀すると中から通常サイズの特製シウマイがゴロゴロ現れ、それを参列者に振る舞う仕組みです。
先日、このジャンボシウマイがツイッターで紹介されると、「楽しくて美味しい」「面白くていいなー」といったコメントが寄せられ、話題になりました。
ジャンボシウマイはどのような経緯で生まれたのか? 崎陽軒本店の宴会支配人・大友英明さんに話を聞きました。
――ジャンボシウマイはいつごろ誕生したのでしょうか
2004年から始まりました。「結婚式の2次会で何か崎陽軒らしい演出ができないか」というお客様のご要望から生まれました。
中国では「結婚式で桃まんじゅうの中から小さな桃まんじゅうが出てきて、それを列席者に振る舞うことで子孫繁栄、両家繁栄の願いが込められる」という風習があります。その横浜版、崎陽軒版としてつくったのがはじまりです。
両家繁栄の願いはもちろん、ご新郎・ご新婦やご列席されたすべての皆さまに横浜ならでは、崎陽軒ならではの演出をお楽しみいただければと考えています。
――お値段について教えてください
中に入れる特製シウマイの個数によって異なります。最大100個が入り、1個あたり140円です。
外身については、特製シウマイ50個まで入るサイズ(200mm×200mm)で1万円、100個まで入るサイズ(250mm×直径230mm)が1万8千円です。
50個入りのジャンボシウマイの場合だと消費税・サービス料込みで合わせて2万196円、100個の場合だと3万8016円となります。
――外身も食べられるのでしょうか
餡になる肉に味を入れ、中を空洞状にして成型し、小麦粉と水を練って作った皮を丁寧に貼り付け、30分蒸し上げます。
召し上がっていただくことはできますが、お客様には中の特製シウマイをメインに召し上がっていただきます。
――作る上で大変な点は
大きく作ることで重量も増すため、盛り付け時に崩さないよう細心の注意を払っています。
――ジャンボシウマイを注文する割合は
崎陽軒本店で式を挙げる9割以上のご夫婦が利用されています。
――話題になっていることについては
横浜ならでは、崎陽軒ならではの演出として、多くの方に選択肢の一つとして知っていただければ幸いです。
また、結婚式だけでなく、ご親族・ご友人とのお集まりや、企業・団体関係の宴席などでもジャンボシウマイは利用いただけますので、ぜひ崎陽軒本店にお越しいただければと存じます。
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