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あおり運転とは無縁の車? 渋滞中でも和む「ゆめこ」のキッチンカー
道路で牽引される「巨大な牛」のキッチンカーが、ネット上で注目を集めています。
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道路で牽引される「巨大な牛」のキッチンカーが、ネット上で注目を集めています。
道路で牽引される「巨大な牛」のキッチンカーが、ネット上で注目を集めています。都市型ロックフェス、サマーソニックにも出店した「ゆめこちゃんのキッチンカー」について取材しました。
話題になっているのは、観光牧場「成田ゆめ牧場」(千葉県成田市)が昨年12月に導入した「ゆめこちゃんのキッチンカー」です。
8月16~18日に開催されたサマーソニックの東京会場にも出店し、牧場の牛乳を使ったジェラートなどを販売しました。
先日、渋滞する道路でこのキッチンカーを見かけた人が、ツイッターに写真を投稿。
すると、「和みますよね」「誰もあおり運転できない」「後ろ向きに運搬されるようにした人センス良い」といったコメントが寄せられ、話題になっています。
「キッチンカーの外装は、当牧場のイメージキャラクター『ゆめこちゃん』をモチーフにしています」と成田ゆめ牧場の広報担当者。
牧場では催事やお祭りなどに出店する外部販売事業も展開しており、「より多様な形態で出店できるように」とキッチンカーを制作。
首元には巨大な鈴があり、実際に鳴らすことも可能で、内部にあるスイッチを押すと「モ~」というリアルな牛の鳴き声を発します。
出入り口はお尻付近にあり、おなかの部分が開いて、そこからジェラートやロングソーセージ、ベーコンなどの商品を販売しています。
あえて奇抜なデザインにした狙いについては、こう説明します。
「牧場のPRはもちろんですが、後継者不足によって身近だったはずの酪農業が遠い存在になってしまったことに対して、再度注目してもらいたい、そして牛を身近に感じてもらいたいという狙いがあります」
話題になったことについては「これを機会に牧場や酪農のことについて知っていただくきっかけになればうれしいです」と話していました。
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