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いわしパフェの京都水族館、今度は「オオサンショウウオ鴨川ソーダ」
京都水族館の「オオサンショウウオ鴨川ソーダ」がツイッター上で話題になっています。
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京都水族館の「オオサンショウウオ鴨川ソーダ」がツイッター上で話題になっています。
イワシの生姜煮を載せたパフェや、いきものをかたどった「すいぞくパン」など、意表を突いたメニューで注目を集めてきた京都水族館。現在提供中の「オオサンショウウオ鴨川ソーダ」がツイッター上で話題になっています。これまでと一風変わったドリンクについて、誕生の経緯を聞きました。
先月28日、京都水族館のツイッターアカウントがこんなつぶやきを投稿しました。
「【オオサンショウウオ入り!?】 ぬめぬめワールド限定ドリンク「オオサンショウウオ鴨川ソーダ」を販売中 カップはお持ち帰りできます~!」
画像2枚が添付されており、1枚目は金魚鉢のような容器に入ったソーダで、底にはカラフルなビーズに沈んでいます。
2枚目は上から写したもので、表面に浮かんだマシュマロがオオサンショウウオになっていて、じっとこちらを見つめているように見えます。
この投稿に対して、「かわいい!」「突っ込みどころ満載のビジュアル」「どこまで食べられるんだろ」といったコメントが寄せられ、リツイートは1万4千、いいねは3万1千を超えています。
【オオサンショウウオ入り!?】
— 京都水族館【公式】 (@Kyoto_Aquarium) 2019年6月28日
ぬめぬめワールド限定ドリンク「オオサンショウウオ鴨川ソーダ」を販売中🐟
カップはお持ち帰りできます~! pic.twitter.com/ohAkUsAUol
館内の「かいじゅうカフェ」で提供されているオオサンショウウオ鴨川ソーダ。
9月1日まで開催しているイベント「京都水族館ぬめぬめワールド~世界最大級の両生類は鴨川にいた!!~」の限定メニューです。
価格は税込み880円(1日限定20個)で、ホームページでは以下のように紹介されています。
「カラフルな食べれるビーズが入ったグリーンアップル味のソーダの上にオオサンショウウオのマシュマロを浮かべた見た目も可愛いドリンクです。カップはお持ち帰りいただけます」
これまで、イワシの生姜煮を載せた「桜といわしのパフェ」や、かりんとうで表現したチンアナゴが大量に載った「ちんあなごだらけパフェ」など、ちょっと変わったメニューで注目を集めてきた京都水族館。
これまでとテイストの異なるオオサンショウウオ鴨川ソーダ誕生の経緯について、飲食担当スタッフに話を聞きました。
――この商品を企画したきっかけは
昨年販売していた「金魚ソーダ」が人気だったため、今年は容器にロゴを入れたり、オオサンショウウオのイベントに合わせた中身にしたり、よりお客さまに喜んでいただけるよう考えました。
――「食べれるビーズ」とはどんなものなのでしょうか
海藻でできているプチプチの食べられるビーズです。タピオカとは食感が異なります。
――オオサンショウウオのマシュマロも食べることができるのでしょうか
もちろん食べることができます。可愛すぎて食べられないという方はいらっしゃるかもしれませんが……。
――どのあたりが鴨川なのでしょうか
鴨川に棲むオオサンショウウオがマシュマロとして入っているところと、色合いです。
新緑の時期になると、鴨川沿いの草木が青々となり、オオサンショウウオが棲む上流はさらに青々しているというところから、黄緑色のグリーンアップル味にしました。
――お客さんからの反応は
SNS上では「かわいい!」「飲みに行きたい!」といったコメントをよく見かけます。大変人気で、土日は午前中に完売します。
――これまで「桜といわしパフェ」など意表を突いたメニューが多かった印象がありますが
今回は、飲食メニューを通じてイベントをどう伝えるかを優先に考えていったため、このような商品になりました。実はこれまでも可愛らしいメニューはたくさん販売しています。
「ちんあなごだらけパフェ」や「オオサンショウウオ出汁茶漬け」といった、少しおもしろいメニューがこれまで話題になってきたため、今回のように可愛らしいメニューがこれほど注目を集めるとは思っていませんでした。
――話題になったことについては
スタッフ一同、大変喜んでいます。飲食メニューだけでなく京都水族館には魅力的ないきものがたくさんいます。実際に来館された際は、マシュマロと実物を比較するなどして、いきものに興味を持つきっかけとなればと思います。
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