連載
#18 コミチ漫画コラボ
初めての飛び込み営業、ビールの味…漫画で描く「デビュー」の黒歴史
忘れられない「○○デビュー」の黒歴史たち
マンガのSNSを運営するコルクBooksとのコラボ企画、4月のテーマは「#XXデビューの黒歴史」です。春ははじまりの季節。知らなかった世界、知らなかった味、知らなかった感覚……自分で足を踏み入れてみて初めてわかることがたくさんあります。そんな成長の1ページを切り取るような漫画が集まりました。大賞・入賞に決まった4作品を、withnews編集部の寸評と共にご紹介します。
「あなた、失礼ですね」、冷たい目線……思わず背筋が凍るような描写から、自問自答の日々、そして感情が解きほぐされるラストシーン。時間の流れも感じさせる、奥行きのある作品です。そして、自分に与えられた役割以上の価値を見いだすことの難しさややりがい。自分の立ち位置を探っている新入社員はもちろん、仕事に向き合う方に読んでもらいたいです。
大学生の時、まだ酒を飲み慣れない女の子は、カルアミルクか青リンゴサワーを頼んでいました。ビールは初心者には苦くて意味不明な飲み物。まして日本酒や焼酎は上級者の飲み物。だけど、酒を飲むという大人な行為はしたい。その妥協点だった気がします。今ならソフトドリンクでもよかったのにとも思うけど、背伸びにこそ意味があったんだよなあ。
告白されたから…とノリで付き合い始めたら……。甘酸っぱい!
自分の気持ちが分かってなくて相手を傷つけちゃうことって、恋愛デビューに限らずありそうです。友達に言いふらして自分を守ろうとする男子の気持ちもほんのちょっとだけ分かるけど…! 次はお互い、好きな人と楽しい恋愛ができるといいね。「かっこいい女でいたい」と決めたこの子ならきっと大丈夫。
静と動。選択と集中。すべては最後の1コマのために。
幼少期の衝撃的すぎることって、感情とか言葉では言い表せないものなんですよね。事象だけが鮮明に脳裏に焼き付いて、それ以外のことは背景のように感じられてしまう。もしかしたらそういうのをトラウマと言うのかもしれません。最後まで中3のお兄ちゃんが矢印でしか説明されていなくて笑いました。
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