話題
「ガストでクリスマスを、とは言いません」 アイデアCMで好感度上昇
「クリスマスは年に一回の大切な日。彼女のためにも、ガストで過ごしてとは言いません」
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「クリスマスは年に一回の大切な日。彼女のためにも、ガストで過ごしてとは言いません」
「クリスマスは年に一回の大切な日。彼女のためにも、ガストで過ごしてとは言いません」。そんなキャッチフレーズが印象的な動画が、ネット上で注目を集めています。翌日からの日常に焦点を当てた狙いについて、広報担当者に話を聞きました。
そろそろクリスマスも終わります。
— ガスト【公式】 (@gusto_official) 2018年12月25日
どんなクリスマスでしたか?
明日からまた少しの間「日常」が戻ってきますね。
またいつものガストでお待ちしています。 pic.twitter.com/jSBvQACYPP
クリスマスの数日前から、インスタグラム上の広告として流れ始めたガストの広告。
しゃれたお店で、男女2人がシャンパンで乾杯する場面から始まります。
クリスマスディナーのコース料理、赤ワイン、プレゼントのネックレスなどが画面に登場するたびに、「+¥14000」「+¥30000」と数字が加算され、右下の「クリスマスデート費」がふくれあがっていきます。
金額が18万3200円になったところで男性が立ち上がり、「クリスマス・ギブ」と声を上げます。
そして、こんなテロップが流れます。
そして最後に「がんばれ!みんな!」と表示され、ガストのロゴマークが現れます。
この広告が「素晴らしいアプローチ」「今世紀最高のアイデアCMなんじゃないか」と話題になり、ガストの公式ツイッターアカウントでも動画を公開しています。
「メッセージにある通りです。『クリスマスも来てください』ではやや無理があるかな、という思いもあって、このような広告を制作しました」
そう話すのは、すかいらーくホールディングスの広報担当者です。
クリスマスなど特別な日のデート向けに訴求しても、なかなかガストを使ってもらえないのではないか。そんな自覚のもと「イベントで食を楽しむという目的を、お客さまの視点で考えてみよう」ということに。
その結果、翌日からの日常に焦点を当てた動画が完成したそうです。
話題になったことについては、こう話します。
「そこまで狙ったわけではありませんが、共感していただき、好意的な反響が寄せられています。メニューを紹介する王道のCMだけでなく、ガストをもっと身近に感じていただけるものも制作していきたいと思います」
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