お金と仕事
一緒にいたい「パンツっ娘」は誰ですか?ワコールが始めた総選挙
下着メーカーの「ワコール」(京都市)が、ユニークな「総選挙」を始めました。題して「パンツっ娘総選挙」です。
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下着メーカーの「ワコール」(京都市)が、ユニークな「総選挙」を始めました。題して「パンツっ娘総選挙」です。
下着メーカーの「ワコール」(京都市)が、ユニークな「総選挙」を始めました。題して「パンツっ娘総選挙」。12枚の男性用パンツを擬人化した「パンツっ娘」の中から「ずっと一緒にいたい」と思った女の子にツイッターで投票する仕組み。なぜ「パンツの擬人化」に乗り出したのか、同社の担当者に聞きました。
「パンツっ娘総選挙」はワコールのウェブストア上での企画。特設サイトにアクセスすると、衝撃の言葉が目に飛び込んできます。
「あなたとずっと一緒にいたい…」
そう言って突然僕の前に現れた女の子。
なんと、正体はパンツだった!!
12人の女の子はそれぞれ旧暦の月名を連想させる名前。キャラクター設定も細かい内容です。例えば「睦月はなび」は「困っている人を見るとほっとけない、面倒見の良い頼れるアネゴ」。「神無月ほらあ」は「磨かれたボディから色気漂うセクシーガール」。「ジュイエ・文月・なみ」は…。
来年1月5日まで投票を受け付けていて、同月7日に1位が発表される予定です。
しかし、パンツを擬人化するとは斬新な企画。狙いはどこにあるのか、ワコール広報・宣伝部の担当者に話を聞きました。
――ユニークな内容ですね。どういう経緯で始められたのでしょうか。
「メンズアンダーウェアブランド「BROS」(ブロス)は、2016年で25周年を迎えます。25周年を記念して、誕生花や誕生石のように“誕生パンツ”があってもいいのではないかと考え、12か月パンツを11月に発売したんです。今回はその続きの企画として、擬人化を始めました」
――なぜ「擬人化」だったのでしょうか。
「私どもの商品である下着は、私たちにとって大切な資産で、わが子のようなものです。下着のことを「この子」と呼んだり、柄やデザインのことを「顔」と呼ぶ社員もいます。
そのなかで、個性的な12種類のデザインの“誕生パンツ”を見たとき、“この子”が人格を持ったらどんな子になるだろう…と想像したことが始まりです。買っていただく皆様にもパンツ一枚一枚に愛着をもっていただけたら、と考えました」
――どういった方たちをターゲットに据えていますか。
「BROSで想定しているメインターゲットは30代。それにくわえて、今回の擬人化企画により、より若い20代の方にもBROSを知っていただくきっかけになればと考えています」
実際の店舗では、リリー・フランキーさんや泉谷しげるさんなど「イイオトコ25人」の直筆サイン入りパンツが当たる企画を始めています。
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