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エンタメ

秋元康&つんく♂が語る「正解の無い道への歩み」

提供:代々木アニメーション学院

目次

 世代を超え、多くの人に支持され続けるプロデューサー、秋元康さんとつんく♂さん。お二人がプロデューサーを務める代々木アニメーション学院の入学式に登壇。
 新入生を前に、多くの夢と向き合ってきた彼らが語った言葉とは―!?

情熱からブレずに。自分を信じる

 4月2日、東京都品川区にある天王州銀河劇場にて、2017年度の代々木アニメーション学院の入学式が行われた。豪華絢爛なプロデューサー・講師陣を要する“代アニ”で、まず登壇したのは秋元康さん。
 新入生へのお祝いの言葉に続いて、秋元さんから「僕達の仕事には正解が無い。どれが正解か分からない」と、百戦錬磨のプロデューサーから思いもよらぬ一言から始まりました。

それぞれの個性こそ才能

 その心は、100人いれば、100通りの正解があるだけに、学校で教えてくれる近道が、全て正解かどうかはわからないから。と語り「自分の考え方や、自分の思いが正解だと信じて」とアドバイス。
 自分が絶対にこれがいいと言い切れるものを創ることが重要で、自分たちの中にある“情熱”からは、ブレないでいて欲しい。との言葉に、代アニの新入生たちも真剣な表情で聞き入りました。

自分が1人目のファンであること

 さらに秋元さんは、「まず自分が良いと思い、そこから身近な人が良いと思い、最後は大衆まで(ドミノが)倒れていく」と、作品が伝達していく様子をドミノ倒しに例えます。
 多くの人たちと仕事をしている中で感じるのは「全力で手を伸ばした1mm先に、いつも夢がある。夢が届くのは、あと1mm手を伸ばしたところ」にあるとし、
 
 「自分の作品は、自分が1人目のファンでいること。」
 
 つまり、自分の信念を諦めず継続する事こそ人を感動させる源泉なのだと解説。ご自身の豊富な経験から、“表現者”を目指す若者に、その極意を伝えました。

秋元プロデューサーより。“今日から頑張る”新入生へ―。

 「代々木アニメーション学院で、これからもお会いする機会はありますが、卒業した後、5年、10年してからどこかの現場で会えることを期待しています。みなさんの何かを作りたいという情熱、みなさんから倒れていくドミノのひとつに(自分も)なりたいと思います」

つんく♂さんからの「メッセージ」

 秋元さんに続き、壇上には同じく代アニのプロデューサーをつとめる、つんく♂さんが登壇。SNSアプリを使い、筆談にて新入生へ言葉を送りました。
 「好きこそものの上手なれ」
 「興味に勝る栄養無し」
 「みなさんは、きっと僕ら世代では見えていないものが見えている世代。我々先輩の指導が全て正しい判断じゃないことも沢山あると思います。どうぞ、自分の信念を信じて突き進んでください」と、メッセージを“投稿”。
 また、今日という門出にあたり、「時間は何もしなくても過ぎ去っていく。どうせなら(時間を)自分のものにしてください」と続けました。

大きな壁はチャンスカード

 またここで、つんく♂さんから、新入生から質問を受け付けたいとサプライズ提案が!!
 多くの挙手の中から指名された生徒は「多くの人は壁にぶつかった時に、思考がネガティヴになりがち。ポジティヴに考えるコツはありますか?」と質問し、
 
 これに対してつんく♂さんは
 
 「大きな壁こそ、チャンスカード」であると答えました。

つんく♂プロデューサーより。“もし壁にあたっても・・・”

 「大きな壁が来なければ、ずっと平凡ということで、平凡を幸せと思うなら、それも正解」。
 
 「だけど、もし野心があってこの世界にいるのなら、大きな壁にぶつかっても、ここを乗り越えたら何かがあると考え、ワクワクしてくるような思考になれる人であって欲しい」とエール。
 多数のアーティストを大成功に導いたプロデューサーでも「成功するのは大変。」と正直な気持ちも。しかしながら、“逆境こそ楽しむ”この思考こそが、数々の成功の礎なのではないでしょうか。
 またこの他、同じくプロデューサーを務める小室哲哉さん、指原莉乃さんからもビデオコメントがあり、まさに“夢”への第一歩にふさわしい、超豪華な入学式となりました。
 大物プロデューサー達からのこれらのメッセージ。新入生はもちろん、夢を追いかける人、新生活を迎える多くの若者にも、是非耳を傾けてみてほしい内容です。
 代々木アニメーション学院のHPはこちら
https://www.yoani.co.jp/
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