ネットの話題
本当に「みにくいアヒルの子」だわ… トートバッグの販売元に聞いた
販売元に話を聞きました
ネットの話題
販売元に話を聞きました
イメージしてたものとは違うけど、確かに間違ってない……。そんな「みにくいアヒルの子」のトートバッグが注目を集めています。販売元に話を聞きました。
「みにくいアヒルの子」といえば、ほとんどの人が思い浮かべるのがアンデルセンの童話。
一緒に育ったアヒルたちになじめなかったヒナが、成長して自分は白鳥だったことに気づくという物語です。
この場合の「みにくい」は、姿かたちがよくないという意味の「醜い」です。
それに対し、今回話題になっているのは、アヒルのイラストが描かれたトートバッグ。
アヒルの輪郭が、ぼかし処理がかかったようにぼんやりしています。
そして、イラストの上には「見にくいアヒルの子」の文字が。
どうやら、「みにくい」=「見にくい」という意味のようです。
ネット上で紹介されると「老眼がきてしまったか?」「なにこれ欲しい」といったコメントが寄せられています。
手がけたのは、東京都内にあるTシャツ工房「ekot(イコ)」です。
デザインからプリントまで自分たちで手がけて、インターネットで販売。
新型コロナウイルスのワクチン接種に関連した「注射こわいTシャツ」などでも話題になった工房です。
「見にくいアヒルの子についても、深夜の思いつきを勢いそのままにプリントしました」
そう話すのは、店長の里一磨さんです。
「見にくいアヒルの子」シリーズは、トートバッグ以外にもパーカーやTシャツなど全5種類を展開。
2020年11月に発売してから定期的に話題になり、売れ行き好調だといいます。
今回話題になったことで、さらに注文が殺到しているそうです。
「2000枚ほどご注文をいただいています。今回のことで知ってくださった方から、他のTシャツのご注文もたくさんいただき、ありがたいです。頑張って作ります」
アヒルのイラストを手がけたのはタカ(@usagitonekosuke)さんで、ekotのTシャツのほとんどを描いています。
「良いお客さんはもちろんですが、良いスタッフやイラストレーターさんに囲まれて、僕はとても運が良いと思います」と里さん。
1/4枚