梅毒の患者が急増中…どんな症状?治療法は? 医師が検査を呼びかけ
急増している梅毒患者。この10年間で、男性は10倍・女性は23倍に患者が増えたといいます 出典:政府広報オンライン
梅毒は「偽装の達人」ともいわれ、「症状が出ない期間もありながら進行していく」と話す感染症科の医師・三鴨さん
治療せずに放置していると、菌が全身に運ばれ、手のひらや足の裏、皮膚に小さなバラのような皮疹「バラ疹(ばらしん)」が出たり、皮膚がかさかさになったりすることもあります
「自分が梅毒だったとしたら、おそらくパートナーも梅毒です」「お互いがしっかり治療しなければ、『ピンポン感染』が起きてしまうこともあります」と話します
梅毒の治療は、ペニシリン系の抗菌薬を使います。進行の程度によるものの、飲み薬や注射で4~8週間治療します
コンドームの使用、心当たりのある行動の後は検査、自身もパートナーも治療して「ピンポン感染」を防ぐことが大事だといいます
感染症・予防接種の電話窓口もあります 出典:政府広報オンライン
梅毒の患者急増を啓発するポスター 出典:政府広報オンライン